一次関数のグラフのかき方
一次関数y=ax+bのグラフのかき方を、切片と傾きを使う手順で図解。傾きが分数のときや右下がりの直線も、迷わずかけるようになります。
◎このページのゴール
切片と傾きを使って、一次関数のグラフを正しくかけるようになる。
一次関数のグラフは、たった2点を打って結ぶだけ。その2点を「切片」と「傾き」で簡単に見つけられます。手順を覚えれば、どんな式でもスラスラかけます。
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かき方の手順(3ステップ)
→やり方
- 切片 b の点 (0,b) を y軸上にとる
- そこから傾き a ぶん動いてもう1点(右に1・上にa)
- 2点を直線で結ぶ
例:y=2x+1 → 切片 (0,1) から「右に1・上に2」で (1,3)。2点を結ぶ。
傾きが分数のとき
傾きが 21 のように分数なら、「右に分母・上に分子」と動くと、ぴったり格子点(座標が整数の点)に着きます。
例:y=21x+1 → 切片 (0,1) から「右に2・上に1」で (2,2)。
セナ 傾きが1/2のとき、右に1で上に0.5だと点が打ちにくい…
ホクト先生 だから「右に2・上に1」とまとめて動くんだ。分母ぶん右、分子ぶん上。これなら整数の点にぴったり着いて、きれいにかけるよ。
右下がり(a が負)
a<0 のときは「右に1・下に∣a∣」。例:y=−x+3 → 切片 (0,3) から「右に1・下に1」で (1,2)。
右上がり・右下がりの見分け
✓コツ
傾き a の符号でグラフの向きが決まります。
・a>0 → 右上がり ・a<0 → 右下がり ・a=0 → 横一直線(y=b)
✓理解チェック①
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:整数の傾き)
グラフをかくために、切片の点と、そこから次に打つ点を答えましょう。
- y=x+2
- y=−2x+4
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- (0,2) から 右に1・上に1 → (1,3)(確かめ:x=1 で y=1+2=3 ◎)
- (0,4) から 右に1・下に2 → (1,2)(確かめ:x=1 で y=−2+4=2 ◎)
✏️ やってみよう②(標準:傾きが分数)
「右に分母・上に分子」で、格子点(座標が整数の点)に着くようにしましょう。
- y=31x−1
- y=−43x+2
答えと解説を見る
- (0,−1) から 右に3・上に1 → (3,0)(確かめ:x=3 で y=31×3−1=1−1=0 ◎)
- (0,2) から 右に4・下に3 → (4,−1)(確かめ:x=4 で y=−43×4+2=−3+2=−1 ◎)
✏️ やってみよう③(応用:水そうの水位をグラフに)
実際の場面を一次関数とみて、グラフをかく2点を考えましょう。
- 空の水そうに水を入れます。最初は 0 cm で、1分ごとに 2 cm ずつ水位が上がります。x 分後の水位 y cm を y=ax+b の形で表すと? また、グラフをかくための切片の点と、そこから次に打つ点は?
- はじめから 3 cm 水が入っていて、1分ごとに 2 cm 上がる場合は、式と切片の点はどう変わりますか。
答えと解説を見る
- y=2x(切片 0・傾き 2)。切片の点は (0,0)、そこから 右に1・上に2 → (1,2)(確かめ:1分後は 2×1=2 cm ◎)。これは比例のグラフ(原点を通る直線)です。
- y=2x+3。はじめの水位3cmが切片になり、切片の点は (0,3) に上がる。傾き2は同じなので、(0,3) から 右に1・上に2 → (1,5)(確かめ:1分後は 2×1+3=5 cm ◎)。グラフ全体が上に3だけ平行移動します。
家おうちの方へ
グラフは「切片で1点、傾きでもう1点、結ぶ」の手順を固定すると安定します。傾きが分数のときの「右に分母・上に分子」、負のときの「下に動く」を、図で何度かなぞらせると定着します。きれいな格子点に着くので、フリーハンドでも正確にかけます。
グラフがかけたら、次は逆に「条件から式 y=ax+b を求める」練習です。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- ①切片 b の点 (0,b) をとる ②傾き a で「右に1・上にa」もう1点 ③結ぶ。
- 傾きが分数なら「右に分母・上に分子」。
- a>0 は右上がり、a<0 は右下がり(右に1・下に|a|)。
- 2点を結べば直線が決まる。
よくある質問
一次関数y=ax+bのグラフはどうやってかきますか?
①切片bの点 (0, b) をy軸上にとる、②そこから傾きaのぶん「右に1・上にa」動いてもう1点をとる、③2点を直線で結ぶ、の3ステップです。たとえば y=2x+1 なら、切片の点 (0, 1) から右に1・上に2で (1, 3) をとり、この2点を結びます。
なぜ傾きが分数のときは「右に分母・上に分子」と動くの?
右に1だけ動くと、上に動く量が0.5のような半端な数になって、点が正確に打ちにくいからです。傾きが2分の1(1/2)なら「右に2・上に1」とまとめて動くと、座標が整数の点(格子点)にぴったり着くので、きれいで正確な直線がかけます。
傾きがマイナスのときはどうかきますか?
「右に1・下に(傾きの絶対値)」と、下へ動きます。たとえば y=−x+3 なら、切片の点 (0, 3) から右に1・下に1で (1, 2) をとって結びます。傾きが負のグラフは右下がりの直線になります。
グラフが右上がりか右下がりかは、どこで見分けますか?
傾きaの符号で決まります。aが正(0より大きい)なら右上がり、負なら右下がり、a=0 なら横一直線(y=b)です。式を見ただけで、グラフのおおまかな向きがわかります。
#一次関数#グラフ#中2数学