三平方の定理とは?(a²+b²=c²)

三平方(ピタゴラス)の定理を、3辺にかいた正方形の面積の図でわかりやすく解説。a²+b²=c²の意味、斜辺の見分け方、よく使う3辺の組が身につきます。

このページのゴール

三平方の定理の意味を理解し、直角三角形の3辺の関係を使えるようになる。

直角三角形には、3つの辺をむすぶ特別な関係があります。それが a2+b2=c2a^2+b^2=c^23辺それぞれに正方形をかくと、小さい2つの面積の和が、斜辺の正方形の面積に等しくなる——図で見れば一発です。

三平方の定理

やり方

直角三角形で、直角をはさむ2辺を a, ba,\ b、斜辺(直角の向かい)を cc とすると、

a2+b2=c2a^2+b^2=c^2

図でわかる:正方形の面積

3つの辺それぞれを1辺とする正方形をかくと、青 + オレンジ = 紫(面積)になります。これが a2+b2=c2a^2+b^2=c^2 の正体です。

a² + b² = c²
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セナ

ほんとだ、小さい2つの正方形を合わせると、ちょうど斜辺の正方形になるんだね!

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ホクト先生

そう。だから式を忘れても「2辺の正方形の和=斜辺の正方形」と思い出せば作れる。図が頭にあると強いよ。

どの辺が c(斜辺)?

コツ

斜辺 cc = 直角の真向かいの辺 = いちばん長い辺。 a2+b2=c2a^2+b^2=c^2 の右辺(c2c^2)は必ず斜辺。直角をはさむ2辺が a,ba,b(左辺)です。ここを取り違えると答えがズレます。

使い方(斜辺を求める)

直角をはさむ2辺が 3,43,4 なら、

c2=32+42=9+16=25    c=5c^2=3^2+4^2=9+16=25 \;\Rightarrow\; c=5

このように、2辺がわかれば残りの辺が求まります。

理解チェック①

よくある間違い

32+423^2+4^2(3+4)2=49(3+4)^2=49 としてしまうミスに注意。先に2乗してからたす9+16=259+16=25)。(a+b)2(a+b)^2 ではありません。

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう(練習問題)

斜辺 c を求めましょう(直角をはさむ2辺が a, b)。

  1. a=3, b=4a=3,\ b=4
  2. a=5, b=12a=5,\ b=12
  3. a=8, b=15a=8,\ b=15
  4. a=1, b=1a=1,\ b=1
答えと解説を見る
  1. c2=9+16=25c^2=9+16=25c=5c=5
  2. c2=25+144=169c^2=25+144=169c=13c=13
  3. c2=64+225=289c^2=64+225=289c=17c=17
  4. c2=1+1=2c^2=1+1=2c=2c=\sqrt2

おうちの方へ

三平方の定理は「3辺の正方形の面積」で見せると、丸暗記でなく納得で入ります。つまずきの定番は2つ:①斜辺(c)の取り違え、②32+423^2+4^2(3+4)2(3+4)^2 としてしまうミス。「先に2乗してからたす」「斜辺は直角の向かい・最長」を確認させてください。

意味がわかったら、次は2辺から残りの辺(斜辺でない辺もふくむ)を求める練習です。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 直角三角形で、直角をはさむ2辺 $a,b$、斜辺 $c$ のとき $a^2+b^2=c^2$。
  • 図でいえば「2つの小さい正方形の面積の和 = 斜辺の正方形の面積」。
  • 斜辺は直角の向かい・いちばん長い辺($c$)。
  • よく使う組:(3,4,5)(5,12,13)(8,15,17)。
#三平方の定理#ピタゴラス#直角三角形#中3数学