集め方の決め方:まず「水にとけるか」、次に「重さ」
集め方は丸暗記しなくても、2つの質問で決まります。
→集め方を決める2ステップ
① 水にとけにくい気体なら 水上置換(水とおきかえて集める。空気がまざらず、集まった量も見える)
② 水にとけやすい気体は、空気より軽ければ上方置換(容器の口を下に)、重ければ下方置換(容器の口を上に)
二酸化炭素は「少しとける」ので、どちらでも集められます。
純粋な気体がほしいときは水上置換、手早く集めたいときは下方置換と使い分けます。
気体の見分け方(確かめ方)
テストの「この気体は何か」は、確かめ方と気体をセットで覚えれば解けます。
- 酸素…火のついた線香を入れると、炎を上げて激しく燃える(自分は燃えない)
- 二酸化炭素…石灰水を白くにごらせる
- 水素…マッチの火を近づけるとポンと音を立てて燃え、水ができる
- アンモニア…水でぬらした赤色リトマス紙が青になる(アルカリ性)。刺激臭
- 塩素…黄緑色で、色のついた花や布を漂白する
よくある間違い
✕よくある間違い
❌ 酸素を「よく燃える気体」と答える
⭕ 酸素は自分では燃えません。ものを燃やすはたらき(助燃性)です。自分が燃えるのは水素。
❌ 水素を下方置換で集める
⭕ 水素は最も軽い気体で水にとけにくいので水上置換。下方置換では上へにげてしまいます。
❌ アンモニアを水上置換で集める
⭕ アンモニアは水に非常によくとけるので、水上置換では集まりません。空気より軽いので上方置換。
❌ 二酸化炭素の発生に「二酸化マンガンと過酸化水素水」を選ぶ
⭕ それは酸素の発生方法。二酸化炭素は石灰石にうすい塩酸です。
家おうちの方へ
この単元は「発生方法」「集め方」「確かめ方」を気体ごとに覚えるので、表で横に見比べるのがいちばん効率的です。
一覧表を印刷して、集め方の列を自分で色分けさせると、「とけ方→重さ」の流れが手に残ります。
しくみから確かめたいときは気体の発生と性質(中1理科)のレッスンへ。小学校の水溶液の性質一覧表とあわせて見ると、「気体がとけた水溶液」がつながります。