ひき算(のこりは・ちがいは)

小1算数のひき算を図でやさしく解説。あめを食べた「のこりはいくつ」と、2つの数をくらべる「ちがいはいくつ」という、ひき算になる2つの場面のちがいを絵図で見分ける方法と、−・=を使った式の書き方、0のひき算のきまりが身につきます。「のこりは」「ちがいは」の場面をひき算ととらえ、−の式に書いて答えを出せるようになる。

先に答え

ひき算は、「のこりはいくつ」と「ちがいはいくつ」の2つのばめんでつかう計算で、式は「もとの数 − へらす数 = こたえ」です。あめが5こあって2こ食べたら 5−2=35-2=3 で、のこりは3こ。たし算とちがって、ひき算は数のじゅんばんを入れかえてはいけません。

◎このページのゴール

「のこりは」「ちがいは」の場面をひき算ととらえ、−の式に書いて答えを出せるようになる。

「あめが5こ あって、2こ たべた。のこりはいくつ?」——こんなときに つかうのが「ひき算」です。ひき算には「のこりは」と「ちがいは」の2つの ばめんが あります。どちらも しっかり つかみましょう。

ひき算は「のこりはいくつ」

あるものから、いくつか とりさった(へらした) のこりを もとめるとき、ひき算をつかいます。

→のこり35こ から 2こ とると、のこり3こ

丸が5こ。そのうち2こを とると、のこりは3こ。これを ひき算で 5 − 2 = 3 と かきます。

✓理解チェック1

「ケーキが 5こ あって、2こ たべました。のこりは 何こ?」
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答え:3こ

のこりを もとめるので ひき算です。5−2=3で、のこりは3こです。

−と=の式

ひき算の式にも、2つの きごうが でてきます。

→やり方

  • −(ひく) … とりさる、へらす、というしるし。
  • =(は・イコール) … 左と右が おなじ、というしるし。

「5−2=35 - 2 = 3」は、「5ひく2は3」と よみます。式は もとの数 − へらす数 = こたえ。たし算とちがって、じゅんばんを かえては いけません(5−25-2 と 2−52-5 は ちがいます)。いつも 大きいほう・もとの数を さきに かきます。

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セナ

「のこりは」って 書いてあったら、ひき算でいいの?

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ホクト先生

そうだよ。「のこりは」「のこって」「たべると」「あげると」「つかうと」は、ひき算のサイン。数が へったり、とりさったり しているときは ひき算。たし算のサイン(あわせて・ふえると)との ちがいを、ことばで 見わけよう。

✓理解チェック2

「ふうせんが7こ あって、3こ われました。のこりは何こ?」を式にすると?
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答え:7 − 3

「のこりは」なのでひき算。もとの数7を さきに、7−3=4で、こたえは4こです。

「ちがいは」もひき算

2つの数を くらべて、どちらが いくつ多いか(ちがい) を もとめるときも、ひき算です。

ちがいは2こ

「赤い丸が6こ、青い丸が4こ。どちらが いくつ多い?」→ ならべて くらべると、赤が2こ多い。6−4=26 - 4 = 2 で、ちがいは2こ。これも ひき算です。

✓理解チェック3

りんごが7こ、みかんが3こ あります。りんごは みかんより 何こ 多いですか?
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答え:4こ

ちがいを もとめるので ひき算です。7−3=4で、りんごが4こ多いです。

✓理解チェック4

「いぬが8ひき、ねこが5ひき。いぬはねこより何びき多い?」のこたえは?
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答え:3びき

ちがいをもとめるのでひき算。8−5=3で、3びき多いです。

0のひき算

0が でてくる ひき算にも、きまりが あります。

✓コツ

  • 0をひく … かわらない。5−0=55 - 0 = 5
  • おなじ数をひく … 0になる(ぜんぶなくなる)。5−5=05 - 5 = 0

「あめが4こ あって、0こ たべた」なら 4−0=44 - 0 = 4 でそのまま。「4こ ぜんぶ たべた」なら 4−4=04 - 4 = 0 で のこりは0こです。

✓理解チェック5

6 − 6 のこたえは?
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答え:0

おなじ数をひくと、ぜんぶなくなって0になります。6−6=0です。

✓理解チェック6

8 − 0 のこたえは?
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答え:8

0を ひいても、数は かわりません。8−0=8です。

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:のこりは)

ひき算をしましょう。

  1. 7−47 - 4
  2. 9−39 - 3
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  1. 7−4=37 - 4 = 3
  2. 9−3=69 - 3 = 6

やってみよう②(標準:式に書く)

式に書いて、こたえもだしましょう。

  1. クッキーが8まい あって、5まい たべました。のこりは何まい?
  2. あかい花が9本、しろい花が6本。あかい花は何本多い?
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  1. 8−5=38 - 5 = 3 → 3まい(のこりは→ひき算)
  2. 9−6=39 - 6 = 3 → 3本多い(ちがいは→ひき算)

やってみよう③(応用:0や じゅんばん)

考えましょう。

  1. 5−05 - 0 と 5−55 - 5 のこたえは、それぞれ いくつ?
  2. 7−27 - 2 の式で、7と2の じゅんばんを かえてもよい?
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  1. 5−0=55 - 0 = 5、5−5=05 - 5 = 0
  2. かえては いけない。ひき算は、もとの数(大きいほう)を さきに かく。2−72 - 7 は ちがう しき になってしまう。

家おうちの方へ

ひき算には「求残(のこりはいくつ)」と「求差(ちがいはいくつ)」の2つの場面があり、後者(2量を比べる差)が小1のつまずきどころです。具体物を「とりのける」操作で求残を、「2列に並べて対応させる」操作で求差を体験させると、どちらもひき算だと納得できます。たし算と違い順序を入れかえられない(大きい数・もとの数を先に書く)点も大切。「のこり・へる・たべる・あげる・ちがい・どちらが多い」をひき算のサインとして言葉で結びつけると、文章題で迷いません。次は、一の位がひけない「くり下がりのあるひき算」に進みます。

ひき算の いみが わかったら、つぎは 10より大きい数からの「くり下がりのあるひき算」。10から ひく コツを おぼえましょう。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • ひき算は「のこりはいくつ」「ちがいはいくつ」のときに つかう。
  • 式は もとの数 − へらす数 = こたえ。「−」はとりさる、「=」はおなじ。
  • 「のこりは」「のこって」「ちがいは」「どちらが多い」はひき算のことば。
  • 0をひいても数はかわらない(5−0=5)。おなじ数をひくと0(5−5=0)。

よくある質問

ひき算とは何ですか?

ひき算とは、あるものからいくつか取り去った残りや、2つの数のちがいを求める計算です。「のこりはいくつ」「ちがいはいくつ」の場面で使い、式は「もとの数 − へらす数 = こたえ」の形で書きます。たとえば、あめが5個あって2個食べたときは 5−2=3 で、残りは3個です。

「のこりは」と「ちがいは」は、どちらもひき算ですか?

はい、どちらもひき算です。「のこりは」は取り去った残りを求める場面、「ちがいは」は2つの数をくらべてどちらがいくつ多いかを求める場面です。たとえば赤い丸6個と青い丸4個なら 6−4=2 で、ちがいは2個。とくに「ちがいは」の場面はつまずきやすいので、2列に並べてくらべる図で考えるとわかりやすくなります。

ひき算では、数の順番を入れかえてもいいですか?

いけません。たし算とちがって、ひき算は順番を変えると別の式になってしまいます。5−2 と 2−5 はちがうので、いつも「もとの数(大きいほう)」を先に書きます。

0のひき算には、どんなきまりがありますか?

2つのきまりがあります。0をひいても数は変わりません(5−0=5)。また、同じ数をひくと全部なくなって0になります(5−5=0)。「4個あって0個食べた」なら4個のまま、「4個全部食べた」なら残りは0個です。

なぜ「ちがいはいくつ」も、ひき算で求められるのですか?

2つのものを1つずつ対にしてならべると、多いほうのはみ出した分がちがいになり、それは多いほうから少ないほうの数を取り去った残りと同じだからです。たとえば赤い丸6個と青い丸4個を2列にならべると、対にならない赤が2個はみ出し、6−4=2と答えが一致します。だから「のこり」も「ちがい」も、同じひき算の式で求められます。

ひき算は、日常のどんな場面で使いますか?

「のこり」や「ちがい」を知りたい場面で毎日使います。たとえば、100円で70円のものを買ったときののこり(おつり)、おかしを食べたあとの残りの数、2つの数をくらべてどちらがいくつ多いかなどです。「へる・のこり・ちがい」が出てきたらひき算、と結びつけておくと文章題でも迷いにくくなります。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. たし算に戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 印刷して、手を動かす
    読んでわかっても、手が動くとは限りません。無料のプリントを刷って、量をこなしてください。
  3. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
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