小2「かさ(L・dL・mL)」をやさしく攻略
「かさ」は水などのりょうのこと。単位 L(リットル)・dL(デシリットル)・mL(ミリリットル)と、その関係をおさえます。ますの読み方、かさの計算まで、図でしっかりつかみましょう。
◎この単元のゴール
L・dL・mLの関係(1L=10dL、1L=1000mL)を理解し、ますを読み、単位をそろえてかさの計算ができるようになる。
学ぶ順番(このとおり進めばOK)
この単元でつまずくところ
手が止まりやすい箇所と、その原因です。
✕学校の1Lますは読めるのに家の計量カップで読めない
1目もり=1dLと形で覚えているためです。家の計量カップは1目もりが20mLや50mLで、目もりの数がそのままdLにはなりません。いちばん上の数字と目もりの数を先に数えさせ、1目もりが何mLかを言ってから読ませてください。
✕1L=100mLのように0の数をまちがえる
10倍と100倍の2段階を、ひとまとめに覚えようとしているためです。LからdLで10倍、dLからmLでさらに100倍という順が抜けています。L→dL→mLの矢印を書かせ、10と100を1つずつたどらせてから1000という数を出してください。
教えるときのポイント
- 1Lますに水を入れて1L=10dLを目で見せてから、mLの数字を出す順にすると、いちばん大きい1000が最後になって混ざりにくくなります。
- 牛乳パックの1Lとペットボトルの500mLという家にある表示を先に見せ、その間をつなぐ単位としてdLを置くと、役目がはっきりします。
- 計算はLはL、dLはdLとたてにそろえて書かせると、10dLを1Lにくり上げる形が、長さで10mmを1cmにまとめる場面と重なります。
家家庭・指導の場での確認
台所の計量カップではかると確かめやすいです。200mLのカップで水をくみ、1Lの容器が何杯で満ちるかを数えさせてください。5杯で満ちたら「1杯は何dL?」と聞き、2dLと答えられるかを確かめます。
よくある質問
dLは日常で使わないのに、なぜ習うのですか?
1Lを10等分した1つ分がdLで、1Lより少ない量を整数で言うための単位です。小数を習うのは小3なので、この学年では0.7Lと書けません。7dLと言えることで、1Lを10に分けたますの目もりが、そのまま読めるようになります。
答えは1L5dLと15dL、どちらで書かせますか?
問題が「何L何dLですか」と聞いていれば1L5dL、「何dLですか」なら15dLです。どちらも同じかさなので、10dLを1Lにまとめる前と後の言いかえだと確かめてください。両方を行き来できると、くり上げの意味がはっきりします。
2L−6dLのようなひき算はどう教えますか?
2Lを1L10dLに直してから引きます。dLが0のままでは引けないので、1Lをくずして10dLにする形です。10dL−6dL=4dLで、Lは1のこるので1L4dLになります。小1のくり下がりで10をくずした場面と同じ考え方です。
つまずいたら、ここに戻ろう
- 長さの単位 — 小2「長さ(cm・mm・m)」
- このあと:小学3年生(重さ・かさの応用へ)