小2「長さ(cm・mm・m)」をやさしく攻略

長さの単位 mm(ミリメートル)・cm(センチメートル)・m(メートル)と、その関係をおさえます。ものさしの読み方、単位をそろえた長さの計算まで、図でしっかりつかみましょう。

この単元のゴール

mm・cm・mの関係(1cm=10mm、1m=100cm)を理解し、ものさしを読み、単位をそろえて長さの計算ができるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

つまずき診断:どこで止まっていますか

長さの単元のつまずきは、ものさしの読み方単位の変換の2か所に集まります。

  • ものさしの目もりが読めない → 「はしの0」から測れているかをまず確認。とちゅうの数字から測り始めているミスがいちばん多いです。長さの単位とものさしへ。
  • 1cm=10mm がすぐ出てこない → cmとmmの関係は「1cmの中にmmの小さい目もりが10個」。ものさしの実物で数えると一度で入ります。
  • 「5cm3mm=53mm」の変換でつまずく → 5cmを50mmに直してから3mmをたす、と2段階に分けます。いきなり答えを書かせず、途中を書くのがコツです。
  • 長さのたし算・ひき算で単位がそろっていない → cmはcmどうし、mmはmmどうし。くり上がり(10mm→1cm)だけ注意します。
  • mとcmの関係があいまい → 1m=100cm。両手を広げた長さがだいたい1m、という体の感覚とセットで覚えます。

単位の考え方は、このあと何度も再登場する

よくある質問

なぜ小2で先にmmとcmを習って、kmは小3なの?

ものさしで自分の手で測れる長さから始めるためです。mm・cm・mは、ノートや机、教室など身のまわりのもので実測して確かめられます。kmは歩いて体感するには大きすぎるので、数の学習(1000までの数)が進んだ小3で扱います。単位は暗記より「実物で測った経験」とセットにするのが定着の近道です。

単位の変換を、どう練習させればいい?

いきなり「5cm3mmは何mm?」と聞くのではなく、「5cmは何mm?」を先に聞く2段階がおすすめです。5cm=50mmが言えれば、あとは3mmをたすだけ。変換でつまずく子の多くは、この「大きい単位を先にぜんぶ小さい単位に直す」手順を飛ばしています。ものさしを見ながらやると、50mmの実物が確認できてさらに確実です。

ものさしと定規はちがうもの?

役割がちがいます。ものさしは長さを測る道具(はしが0の位置)、定規はまっすぐな線を引く道具です。学校で「竹のものさし」を使うのは、はしから目もりが始まっていて長さを測りやすいから。ふだんの文ぼう具の定規は0の位置が少し内側にあるので、測るときは0の目もりを合わせているかを見てあげてください。

おうちの方へ

長さは、おうちの中の実測がいちばんの教材です。「机の高さは?」「テレビの横はばは?」と測って回るだけで、単位の感覚とものさしの扱いが同時に育ちます。

記録するときは「70cm」だけでなく「70cm=700mm」と書きそえる習慣をつけると、変換の練習が毎回ついてきます。

つまずいたら、ここに戻ろう