分数の大小・たし算とひき算
小3「分数」を図でやさしく解説。同じ分母の分数の大小くらべ、たし算・ひき算(分子どうしを計算し分母はそのまま)、1との計算(1=分母分子が同じ)まで、帯図と例題でわかります。
◎このページのゴール
同じ分母の分数の大小をくらべ、たし算・ひき算ができるようになる。
同じ分母の分数なら、大小くらべも、たし算・ひき算もかんたん。「51 のような1つ分が何個か」で考えるだけです。帯の図でしっかりつかみましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
分数の大小くらべ
分母が同じ分数は、分子が大きいほうが大きいです(1つ分の大きさが同じで、個数が多いから)。
例:52 と 54 → 51 が2個と4個。4個のほうが大きいので 54 が大きい。
同じ分母のたし算・ひき算
分母が同じ分数は、分子どうしをたす・ひくだけ。分母はそのままです。
51+52=53
ひき算も同じ:64−61=63。
なぜ分母はそのまま?
51 は「1を5等分した1つ分」。52 は 51 が2個、51 は1個。合わせて 51 が3個だから 53。
1つ分の大きさ(分母)は変わらないので、分母はそのまま。数えているのは個数(分子)だけです。
✕よくある間違い
分母どうしもたして 51+52=103 とするのはまちがい。1つ分の大きさ(分母)は変わりません。たすのは個数(分子)だけです。
ホクト先生 そう、考え方はそっくり。小数は「0.1が何個」、分数は「51 が何個」。1つ分のいくつ分かで計算する——同じ考え方だね。
✓理解チェック①
1との計算
1は「分母と分子が同じ分数」で表せます(例:1=44)。これを使うと、1からのひき算ができます。
例:1−41 → 1を 44 と考えて → 44−41=43。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:大小・たし算)
答えましょう。
- 62 と 65 では、どちらが大きい?
- 41+42
答えと解説を見る
- 65(分子が大きい)
- 1+2=3 → 43
✏️ やってみよう②(標準:ひき算)
計算しましょう。
- 75−72
- 86−83
答えと解説を見る
- 5−2=3 → 73
- 6−3=3 → 83
✏️ やってみよう③(応用:1との計算・1になる)
1との計算です。
- 52+53
- 1−83
答えと解説を見る
- 2+3=5 → 55= 1(全部そろって1)
- 1を 88 と考えて、88−83= 85
家おうちの方へ
同じ分母の分数は「分子が大きいほうが大きい」「たし算・ひき算は分子どうし、分母はそのまま」。前単元の小数(0.1が何個)と同じ「1つ分が何個か」の考え方で統一して教えると理解が深まります。最大のつまずきは分母どうしもたす誤り(51+52=103)。帯図で「1つ分の大きさは変わらない」を見せてください。1を 44 と見る練習をすると、1からのひき算でつまずきません。4年の分数(仮分数・帯分数)につながります。
これで「分数」は完成です! 次は「三角形と角」。形のなかま分けと、角の大小を学びます。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 同じ分母なら、分子が大きいほうが大きい。
- 同じ分母のたし算・ひき算は、分子どうしを計算(分母はそのまま)。
- 分母はそのまま(1つ分の大きさは変わらないから)。
- 1 = 分母と分子が同じ分数(例:1=4/4)として計算できる。
よくある質問
同じ分母の分数のたし算・ひき算は、どうやって計算しますか?
分子どうしをたしたり、ひいたりするだけです。分母はそのまま変えません。たとえば5分の1(1/5)+5分の2(2/5)=5分の3(3/5)、6分の4(4/6)−6分の1(1/6)=6分の3(3/6)です。
分数のたし算で、なぜ分母はたさないの?
分母は「1つ分の大きさ」を表していて、たし算をしても1つ分の大きさは変わらないからです。5分の1(1/5)が2個と1個で、合わせて5分の1が3個、と数えているのは個数(分子)だけです。分母どうしもたして5分の1+5分の2=10分の3とするのは、よくあるまちがいなので注意しましょう。
分数の大小は、どうやってくらべるの?
分母が同じ分数は、分子が大きいほうが大きいです。1つ分の大きさが同じで、その個数が多いからです。たとえば5分の2(2/5)と5分の4(4/5)なら、5分の1が2個と4個なので、5分の4のほうが大きくなります。
1から分数をひくには、どうすればいいの?
1を「分母と分子が同じ分数」になおして計算します。たとえば1−4分の1(1/4)は、1を4分の4(4/4)と考えて、4分の4−4分の1=4分の3(3/4)です。
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