小数のたし算・ひき算

小3「小数」を図でやさしく解説。小数のたし算・ひき算を「0.1が何個分か」で考える方法、小数点をそろえる筆算、くり上がり・くり下がり、1との計算まで、帯図と例題でわかります。

このページのゴール

小数のたし算・ひき算を、0.1が何個分かや位をそろえる考え方でできるようになる。

小数のたし算・ひき算は、「0.1が何個分か」で考えれば、整数の計算と同じ。筆算では小数点をそろえるのがコツです。やり方を身につけましょう。

小数のたし算

「0.1が何個分か」で考えます。0.3+0.40.3 + 0.4 は、0.1が3個と4個 → 合わせて7個 → 0.7

0.30.4合わせて 0.1が7個 → 0.7

小数点をそろえる筆算

けたが多い小数は筆算で。小数点をたてにそろえて、整数と同じように計算し、答えにも同じ位置に小数点をおろします。

やり方

  1. 小数点をたてにそろえて書く。
  2. 右の位(小数第一位)から、整数と同じように計算する。
  3. 答えの小数点は、そろえた位置にそのままおろす。

例:1.2+2.5=3.71.2 + 2.5 = 3.73.81.5=2.33.8 - 1.5 = 2.3

くり上がり・くり下がり

0.1が10個集まると1にくり上がります。1をくずすと0.1が10個になります(くり下がり)。

例(くり上がり):0.7+0.50.7 + 0.5 → 0.1が 7+5=127+5=12 個 → 0.1が10個で1、あと2個で0.2 → 1.2。 例(くり下がり):1.30.51.3 - 0.5 → 1.3は0.1が13個、引く5個 → 8個 → 0.8

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セナ

整数のたし算とくり上がりが同じだね!

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そう、「0.1が何個」で考えると、整数の計算とまったく同じしくみ。10個たまったらくり上がる。だから整数のたし算ができれば、小数のたし算もできるんだ。小数点をそろえるのだけ忘れずにね。

理解チェック①

1との計算

1は「0.1が10個」と考えると、小数とのひき算ができます。

例:10.41 - 0.4 → 1は0.1が10個 → 10個から4個ひいて6個 → 0.6

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:たし算・ひき算)

計算しましょう。

  1. 0.4+0.50.4 + 0.5
  2. 0.80.30.8 - 0.3
答えと解説を見る
  1. 0.1が4+5=9個 → 0.9
  2. 0.1が8−3=5個 → 0.5

✏️ やってみよう②(標準:くり上がり・くり下がり)

くり上がり・くり下がりに注意しましょう。

  1. 0.8+0.60.8 + 0.6
  2. 1.50.71.5 - 0.7
答えと解説を見る
  1. 0.1が8+6=14個 → 1.4
  2. 1.5は0.1が15個、−7個で8個 → 0.8

✏️ やってみよう③(応用:けたの多い小数・1との計算)

筆算(小数点をそろえる)や1との計算です。

  1. 2.6+1.72.6 + 1.7
  2. 31.43 - 1.4
答えと解説を見る
  1. 小数点をそろえて → 2.6+1.7=2.6+1.7= 4.3
  2. 3は0.1が30個(または3.0と考える)→ 3.01.4=3.0-1.4= 1.6

おうちの方へ

小数の計算は「0.1が何個分」で考えると、整数の計算とまったく同じになります。筆算では「小数点をたてにそろえる」が最重要(位をそろえる意味)。くり上がり(0.1が10個で1)・くり下がり(1をくずすと0.1が10個)も整数と同じしくみ。つまずきは小数点をそろえず右づめにすること、答えの小数点の打ち忘れです。1を「0.1が10個」「3.0」と見る練習もしておくと、1との計算でつまずきません。4・5年の小数計算につながります。

これで「小数」は完成です! 次は「分数」。こちらも1より小さい数を、等分のしくみから学びます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 小数の計算は「0.1が何個分か」で考えると、整数と同じ。
  • 筆算では小数点をそろえて計算する。
  • 0.1が10個で1にくり上がる/1をくずすとくり下がる。
  • 答えの小数点は、そろえた位置にそのままおろす。

よくある質問

小数のたし算・ひき算は、どうやって計算するの?

「0.1が何個分か」で考えると、整数と同じように計算できます。たとえば 0.3+0.4 は、0.1が3個と4個で合わせて7個なので 0.7 です。けたが多いときは筆算にして、小数点をたてにそろえ、右の位から整数と同じように計算し、答えの小数点はそろえた位置にそのままおろします。

なぜ小数の筆算では、小数点をそろえるの?

小数点をそろえると、同じ位どうしをたしたり引いたりできるからです。位をそろえるのが筆算の意味なので、小数点をそろえずに右づめで書くと、ちがう位どうしを計算してしまい答えがくるいます。答えの小数点も、そろえた位置にそのままおろすのを忘れないようにしましょう。

0.7+0.5 のように、くり上がる小数のたし算はどう計算するの?

0.1が何個かで数えて、10個たまったら1にくり上げます。0.7+0.5 は0.1が 7+5=12個。そのうち10個で1、残り2個で0.2 なので、答えは 1.2 です。0.1が10個で1になるしくみは、整数のくり上がりとまったく同じです。

1−0.4 のように、1から小数をひくときはどうするの?

1を「0.1が10個」と考えます。1−0.4 は、0.1が10個から4個ひいて6個なので 0.6 です。3−1.4 のような計算も、3を3.0と考えて(0.1が30個)、小数点をそろえて計算すれば 1.6 と求められます。

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