真分数・仮分数・帯分数(意味と直し方)
小4「分数」を図でやさしく解説。真分数・仮分数・帯分数の意味と見分け方、仮分数と帯分数の直し方(変換)、数直線での分数の大きさまで、帯図と例題でわかります。
◎このページのゴール
真分数・仮分数・帯分数を見分け、仮分数と帯分数をたがいに直せるようになる。
分数には3つの種類——真分数・仮分数・帯分数があります。見分け方と、仮分数と帯分数をたがいに直す方法を、帯の図でしっかりつかみましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
真分数・仮分数・帯分数
分数は、分子と分母の大きさの関係で3つに分けられます。
→やり方
- 真分数 … 分子が分母より小さい(例:)。1より小さい。
- 仮分数 … 分子が分母と同じか大きい(例:)。1と同じか大きい。
- 帯分数 … 整数と真分数を合わせたもの(例:)。
仮分数 と帯分数 は、同じ大きさ(どちらも が5個分)です。
仮分数 → 帯分数
仮分数を帯分数に直すには、分子 ÷ 分母を計算します。商が整数部分、あまりが分子になります。
例: → あまり → 。
→やり方
分子 ÷ 分母 → 商が整数、あまりが新しい分子(分母はそのまま)
帯分数 → 仮分数
帯分数を仮分数に直すには、整数 × 分母 + 分子を計算して、それを分子にします。
例: → → 。
仮分数と帯分数、どっちで答えればいいの?
どちらも正しい大きさだよ。問題で指定があればそれに合わせる。ふだんは「どれくらいか」がわかりやすい帯分数、計算するときは仮分数が便利、と使い分けるといいよ。
✓理解チェック①
数直線で大きさをつかむ
分数は数直線の上に表せます。 が1個・2個…と進み、 でちょうど1。 は1を少しこえたところ(=)です。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:見分け)
真分数・仮分数・帯分数のどれか答えましょう。
答えと解説を見る
- 真分数(分子が分母より小さい)
- 仮分数(分子が分母より大きい)
- 帯分数(整数と真分数)
✏️ やってみよう②(標準:仮分数→帯分数)
帯分数に直しましょう。
答えと解説を見る
- あまり →
- あまり → 1(ちょうど1)
✏️ やってみよう③(応用:帯分数→仮分数・大小)
直して、大きさをくらべましょう。
- を仮分数に。
- と では、どちらが大きい?
答えと解説を見る
- →
- 。 と をくらべて が大きい
家おうちの方へ
3種類——真分数(1未満)・仮分数(1以上)・帯分数(整数+真分数)。仮分数⇔帯分数の変換が要で、「仮→帯は分子÷分母(商が整数・あまりが分子)」「帯→仮は整数×分母+分子」。帯図や数直線で「同じ大きさ」を見せると納得します。つまずきは変換の手順の取りちがえなので、図とセットで。どちらの形も正しく、場面で使い分ける(量は帯分数、計算は仮分数)と覚えると、5・6年の分数計算につながります。
次は、同じ分母の分数のたし算・ひき算。帯分数の計算(くり上がり・くり下がり)まで進みます。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 真分数 … 分子が分母より小さい(1より小さい)。
- 仮分数 … 分子が分母と同じか大きい(1以上)。
- 帯分数 … 整数と真分数を合わせた分数。
- 仮分数と帯分数は、たがいに直せる(同じ大きさ)。
よくある質問
真分数・仮分数・帯分数とは何ですか?
分子と分母の大きさの関係で分けた、分数の3つの種類です。真分数は分子が分母より小さい分数(例:4分の3)で1より小さく、仮分数は分子が分母と同じか大きい分数(例:4分の5)で1以上、帯分数は整数と真分数を合わせた分数(例:1と4分の1)です。
仮分数を帯分数に直すには、どうすればいいですか?
分子÷分母を計算して、商を整数部分に、あまりを新しい分子にします(分母はそのまま)。たとえば3分の7(7/3)なら、7÷3=2 あまり1 なので、2と3分の1になります。
帯分数を仮分数に直すには、どうすればいいですか?
整数×分母+分子を計算して、それを新しい分子にします(分母はそのまま)。たとえば2と3分の1なら、2×3+1=7 で3分の7(7/3)になります。
答えは仮分数と帯分数のどちらで書けばいいですか?
どちらも同じ大きさを表す正しい形なので、問題に指定があればそれに合わせます。ふだんは「どれくらいの量か」がわかりやすい帯分数、計算するときはそろえて計算しやすい仮分数、と使い分けると便利です。
なぜ仮分数と帯分数は同じ大きさになるの?
どちらも「同じ大きさのかけら」を同じ数だけ集めた数だからです。たとえば4分の5(5/4)は4分の1が5個分で、そのうち4個でちょうど1になるため、残りの1個と合わせると1と4分の1になります。表し方の形がちがうだけで、大きさはまったく同じです。
分子と分母が同じ分数(4分の4など)は、どうなりますか?
ちょうど1と同じ大きさになります。4分の4は4分の1が4個分で、ぴったり1にあたるからです。なかま分けでは、分子が分母と同じか大きい分数は仮分数なので、4分の4も仮分数に入ります。