合同な図形とは?(対応する頂点・辺・角)

小5「合同な図形」を図でやさしく解説。合同の意味(ぴったり重なる)、回転・裏返してもよいこと、対応する頂点・辺・角の見つけ方、対応する辺や角は等しいことまで、図と例題でしっかりわかります。

このページのゴール

合同の意味を理解し、対応する頂点・辺・角を見つけ、合同な図形では対応する辺や角が等しいことを使えるようになる。

ぴったり重ねたとき、すきまなく完全に重なる2つの図形を「合同」といいます。回転させても、裏返してもOK。まずは「合同ってどういうこと?」と「対応する辺・角」をおさえましょう。

合同とは

形も大きさも同じで、ぴったり重なる2つの図形を「合同」といいます。形が同じでも大きさがちがう(拡大・縮小した)ものは合同ではありません。

下の2つの三角形は、向きはちがいますが、切りぬいて重ねるとすきまなくぴったり重なります。だから合同です。

裏返すとぴったり同じ色の辺は同じ長さ

iメモ

合同の記号は ≡(中学校で使います)。小学校では「合同である」と言葉で表すことが多いですが、「形も大きさも同じ」という意味はずっと同じです。

回転・裏返してもよい

「ぴったり重なるか」を調べるときは、**回す(回転)・ひっくり返す(裏返し)**をしてもかまいません。紙に図形をうつしとって、もう一方の上で動かして重ねるイメージです。

やり方

合同かどうかは、こうやって確かめる。

  1. 一方の図形を紙にうつしとる(または切りぬく)。
  2. 回したり・裏返したりして、もう一方に重ねる。
  3. すきまなくぴったり重なれば「合同」。
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セナ

向きがちがうのに合同っていわれると、ちょっとピンとこない…

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ホクト先生

うん、見た目の向きにまどわされやすいよね。だいじなのは「動かして重なるか」。回しても裏返しても、ぴったり重なれば、形も大きさも同じ=合同なんだ。

理解チェック①

対応する頂点・辺・角

合同な2つの図形を重ねたとき、重なり合う頂点・辺・角を「対応する頂点・辺・角」といいます。

下の2つの三角形は合同です。同じ色をつけたところが、たがいに対応しています。

ABCDEFA↔D B↔E C↔F(同じ色の辺・角が対応)

やり方

この2つの三角形では…

  • 対応する頂点:A↔D、B↔E、C↔F
  • 対応する辺:辺AB↔辺DE(青)、辺BC↔辺EF(オレンジ)、辺CA↔辺FD(緑)
  • 対応する角:角A↔角D、角B↔角E、角C↔角F

合同な図形の大切な性質

コツ

合同な図形では、対応する辺の長さは等しく、対応する角の大きさも等しい。

これを使うと、はかっていない辺の長さや角の大きさも求められます。

たとえば上の三角形で、辺BC=6cm、角A=50°だとわかっているとします。三角形DEFは合同なので、対応する辺EF=6cm、**対応する角D=50°**とすぐにわかります。

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セナ

全部の辺と角をはからなくても、片方を調べればいいんだ!

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ホクト先生

そう、それが合同の便利なところ。「対応する辺・角は等しい」——これさえ押さえれば、調べていない長さや角度も“写し取る”ように求められるよ。

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:合同の意味と対応)

言葉の意味を確かめましょう。

  1. 「合同」とはどんな2つの図形のこと?
  2. 合同な図形を重ねたとき、重なり合う頂点・辺・角を何という?
答えと解説を見る
  1. 形も大きさも同じで、(回転・裏返しをすれば)ぴったり重なる2つの図形
  2. 対応する頂点・対応する辺・対応する角

✏️ やってみよう②(標準:対応する辺・角を読む)

三角形ABCと三角形DEFが合同で、A↔D、B↔E、C↔Fが対応しています。

  1. 辺BCに対応する辺は?
  2. 角Cに対応する角は?
  3. 辺DFに対応する辺は?
答えと解説を見る
  1. 対応は B↔E、C↔F なので、辺BC に対応するのは 辺EF
  2. C↔F なので、角C に対応するのは 角F
  3. D↔A、F↔C なので、辺DF に対応するのは 辺AC(辺CA)

✏️ やってみよう③(応用:等しい性質を使って求める)

三角形ABCと三角形DEFは合同です(A↔D、B↔E、C↔F)。辺AB=5cm、辺BC=8cm、角B=90°がわかっています。

  1. 辺DEの長さは?
  2. 辺EFの長さは?
  3. 角Eの大きさは?
答えと解説を見る

合同な図形では対応する辺・角は等しいので、

  1. 辺DE=対応する辺AB=5cm
  2. 辺EF=対応する辺BC=8cm
  3. 角E=対応する角B=90°

おうちの方へ

合同は「形も大きさも同じ」。つまずきの定番は、向きがちがうと別物に見えてしまうこと(回転・裏返しをして重なれば合同です)と、「似ている(拡大・縮小)」と「合同」の取りちがえです。紙に写し取って実際に重ねてみると一発で納得できます。「対応する辺・角は等しい」は、調べていない長さや角度を求める強力な道具になるので、対応をていねいに読み取る練習をさせてください。

次は、合同な三角形を自分でかく方法です。3つの「決め手」をおさえれば、定規とコンパス・分度器で正確にかけます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 合同 = 形も大きさも同じで、ぴったり重なる図形。
  • 回転させても、裏返してもぴったり重なれば合同。
  • 重なり合う頂点・辺・角を「対応する」という。
  • 合同な図形では、対応する辺の長さ・対応する角の大きさは等しい
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