単位量あたりの利用(人口密度・単価)
単位量あたりの大きさの使い方を図でわかりやすく。人口密度・単価・燃費の求め方、1あたり・全体・いくつ分の3パターンが身につきます。
◎このページのゴール
人口密度・単価などを求め、1あたり・全体・いくつ分を使い分けられるようになる。
「1あたりの量」は、日常のいろいろな場面で活躍します。人口密度・単価・燃費——どれも「全体 ÷ いくつ分」で1あたりを出すだけ。3つのパターンを使い分けましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
人口密度
人口密度は「1km²あたりの人数」。人口を面積でわります。
例:人口60000人、面積30km²の市 → (1km²あたり2000人)。
単価(1個あたりの値段)
単価は「1個あたりの値段」。代金を個数でわります。
5個で600円 → 1個あたり 円。
3つのパターン
→やり方
- 1あたり = 全体 ÷ いくつ分(例:単価=代金÷個数)
- 全体 = 1あたり × いくつ分(例:代金=単価×個数)
- いくつ分 = 全体 ÷ 1あたり(例:個数=代金÷単価)
例:1個120円のものを7個 → 代金 円(パターン2)。
840円ぶん買うと → 個(パターン3)。
速さとそっくり! 「速さ・道のり・時間」と同じ形だ。
その通り。速さも単位量あたりの仲間なんだ。「1あたり×いくつ分=全体」の形は、単価・速さ・人口密度…ぜんぶ同じ。1つ覚えれば全部に使えるよ。
✓理解チェック①
わり算かかけ算か
✓コツ
いつも「1あたり × いくつ分 = 全体」を思い出す。
・1あたりを求める → 全体 ÷ いくつ分(わり算)
・全体を求める → 1あたり × いくつ分(かけ算)
・いくつ分を求める → 全体 ÷ 1あたり(わり算)
求めるものが式のどこにあるかで決まります。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:1あたりを求める)
人口密度・単価は「全体 ÷ いくつ分」で求めます。
- 人口45000人、面積15km²の市の人口密度は?
- 4個で320円のとき、1個あたりは?
答えと解説を見る
- 人口密度 = 人口 ÷ 面積 = 人/km²(確かめ: ◎)
- 単価 = 代金 ÷ 個数 = 円(確かめ: ◎)
✏️ やってみよう②(標準:全体・いくつ分を求める)
「1あたり×いくつ分=全体」を思い出して、わり算かかけ算かを選びます。
- 1個150円のものを8個買うと代金は?
- 1個120円のものを、960円ぶん買うと何個?
答えと解説を見る
- 全体(代金)= 1あたり × いくつ分 = 円(確かめ: ◎)
- いくつ分(個数)= 全体 ÷ 1あたり = 個(確かめ: ◎)
✏️ やってみよう③(応用:人口密度・燃費で比べる)
2つを比べるときも、1あたりにそろえれば比べられます。
- 市Aは人口120000人で面積40km²、市Bは人口90000人で面積25km²。人口密度が高い(こんでいる)のはどっち?
- 車Aは40Lのガソリンで600km、車Bは30Lのガソリンで480km走ります。燃費(1Lあたりの道のり)がよいのはどっち?
答えと解説を見る
- A: 人/km²、B: 人/km² → 人口密度が高いのは B(確かめ:、 ◎)
- A: km/L、B: km/L → 1Lで遠くまで走る Bのほうが燃費がよい(確かめ:、 ◎)
家おうちの方へ
人口密度・単価・燃費・速さは、すべて「1あたり×いくつ分=全体」の同じ仲間です。1つの関係式を軸に、求めるものが式のどこにあるかで「わり算かかけ算か」を判断させると、別々に丸暗記する必要がなくなります。実生活(買い物の単価比較など)と結びつけると定着が早いです。
これで小5「単位量あたりの大きさ」は完全攻略です! 速さ・割合とあわせて、「1あたり」で考える力は中学・日常でずっと役立ちます。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 人口密度 = 人口 ÷ 面積(1km²あたりの人数)。
- 単価 = 代金 ÷ 個数(1個あたりの値段)。
- 1あたり=全体÷いくつ分、全体=1あたり×いくつ分、いくつ分=全体÷1あたり。
- 何を1あたりにするかを決めて、わり算・かけ算を選ぶ。