単位量あたりの利用(人口密度・単価)

小5算数「単位量あたりの利用」を図でやさしく解説。人口密度は人口÷面積、単価は代金÷個数というように1あたりの量を求め、1あたり×いくつ分=全体という関係から、全体やいくつ分を求めるときのかけ算・わり算の使い分けが速さと同じように身につきます。

先に答え

単位量あたりの計算は 33 つの形で使い分けます。11 あたり = 全体 ÷ いくつ分全体 = 11 あたり × いくつ分いくつ分 = 全体 ÷ 11 あたりです。人口密度 = 人口 ÷ 面積11 km2^2 あたりの人数)なので、2400024000 人で 88 km2^2 なら 24000÷8=300024000\div8=3000 人。単価 = 代金 ÷ 個数で、55400400 円なら 118080 円です。

このページのゴール

人口密度・単価などを求め、1あたり・全体・いくつ分を使い分けられるようになる。

「1あたりの量」は、日常のいろいろな場面で活躍します。人口密度・単価・燃費——どれも「全体 ÷ いくつ分」で1あたりを出すだけ。3つのパターンを使い分けましょう。

人口密度

人口密度は「1km²あたりの人数」。人口を面積でわります。

人口密度=人口÷面積\text{人口密度}=\text{人口}\div\text{面積}

例:人口60000人、面積30km²の市 → 60000÷30=200060000\div30=2000(1km²あたり2000人)。

理解チェック1

理解チェック2

単価(1個あたりの値段)

単価は「1個あたりの値段」。代金を個数でわります。

代金(円) 個数(個) 0 0 120 1 600 5

5個で600円 → 1個あたり 600÷5=120600\div5=120 円。

理解チェック3

3つのパターン

やり方

  1. 1あたり = 全体 ÷ いくつ分(例:単価=代金÷個数)
  2. 全体 = 1あたり × いくつ分(例:代金=単価×個数)
  3. いくつ分 = 全体 ÷ 1あたり(例:個数=代金÷単価)

例:1個120円のものを7個 → 代金 120×7=840120\times7=840 円(パターン2)。
840円ぶん買うと → 840÷120=7840\div120=7 個(パターン3)。

セナちゃんのアイコン
セナ

速さとそっくり! 「速さ・道のり・時間」と同じ形だ。

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ホクト先生

その通り。速さも単位量あたりの仲間なんだ。「1あたり×いくつ分=全体」の形は、単価・速さ・人口密度…ぜんぶ同じ。1つ覚えれば全部に使えるよ。

理解チェック4

わり算かかけ算か

コツ

いつも「1あたり × いくつ分 = 全体」を思い出す。
・1あたりを求める → 全体 ÷ いくつ分(わり算)
・全体を求める → 1あたり × いくつ分(かけ算)
・いくつ分を求める → 全体 ÷ 1あたり(わり算)
求めるものが式のどこにあるかで決まります。

理解チェック5

理解チェック6

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:1あたりを求める)

人口密度・単価は「全体 ÷ いくつ分」で求めます。

  1. 人口45000人、面積15km²の市の人口密度は?
  2. 4個で320円のとき、1個あたりは?
答えと解説を見る
  1. 人口密度 = 人口 ÷ 面積 = 45000÷15=300045000\div15=3000 人/km²(確かめ:3000×15=450003000\times15=45000 ◎)
  2. 単価 = 代金 ÷ 個数 = 320÷4=80320\div4=80 円(確かめ:80×4=32080\times4=320 ◎)

やってみよう②(標準:全体・いくつ分を求める)

「1あたり×いくつ分=全体」を思い出して、わり算かかけ算かを選びます。

  1. 1個150円のものを8個買うと代金は?
  2. 1個120円のものを、960円ぶん買うと何個?
答えと解説を見る
  1. 全体(代金)= 1あたり × いくつ分 = 150×8=1200150\times8=1200 円(確かめ:1200÷8=1501200\div8=150 ◎)
  2. いくつ分(個数)= 全体 ÷ 1あたり = 960÷120=8960\div120=8 個(確かめ:120×8=960120\times8=960 ◎)

やってみよう③(応用:人口密度・燃費で比べる)

2つを比べるときも、1あたりにそろえれば比べられます。

  1. 市Aは人口120000人で面積40km²、市Bは人口90000人で面積25km²。人口密度が高い(こんでいる)のはどっち?
  2. 車Aは40Lのガソリンで600km、車Bは30Lのガソリンで480km走ります。燃費(1Lあたりの道のり)がよいのはどっち?
答えと解説を見る
  1. A:120000÷40=3000120000\div40=3000 人/km²、B:90000÷25=360090000\div25=3600 人/km² → 人口密度が高いのは B(確かめ:3000×40=1200003000\times40=1200003600×25=900003600\times25=90000 ◎)
  2. A:600÷40=15600\div40=15 km/L、B:480÷30=16480\div30=16 km/L → 1Lで遠くまで走る Bのほうが燃費がよい(確かめ:15×40=60015\times40=60016×30=48016\times30=480 ◎)

おうちの方へ

人口密度・単価・燃費・速さは、すべて「1あたり×いくつ分=全体」の同じ仲間です。1つの関係式を軸に、求めるものが式のどこにあるかで「わり算かかけ算か」を判断させると、別々に丸暗記する必要がなくなります。実生活(買い物の単価比較など)と結びつけると定着が早いです。

これで小5「単位量あたりの大きさ」は完全攻略です! 速さ・割合とあわせて、「1あたり」で考える力は中学・日常でずっと役立ちます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 人口密度 = 人口 ÷ 面積(1km²あたりの人数)。
  • 単価 = 代金 ÷ 個数(1個あたりの値段)。
  • 1あたり=全体÷いくつ分、全体=1あたり×いくつ分、いくつ分=全体÷1あたり。
  • 何を1あたりにするかを決めて、わり算・かけ算を選ぶ。

よくある質問

人口密度や単価は、どうやって求めるの?

どちらも「全体÷いくつ分」のわり算で求めます。人口密度は 人口÷面積(1km²あたりの人数)、単価は 代金÷個数(1個あたりの値段)です。たとえば人口60000人・面積30km²の市なら 60000÷30=2000 で、1km²あたり2000人です。

なぜ人口密度・単価・燃費・速さは、同じやり方で解けるの?

どれも「1あたりの量」を使う仲間で、「1あたり×いくつ分=全体」という同じ形の関係になっているからです。人口密度は1km²あたりの人数、単価は1個あたりの値段、燃費は1Lあたりの道のり、速さは1時間あたりの道のり。1つの式を覚えれば、全部に使えます。

わり算とかけ算、どっちを使うか迷ったら?

「1あたり×いくつ分=全体」の式を思い出し、求めるものが式のどこにあるかで決めます。1あたりを求めるなら 全体÷いくつ分、全体を求めるなら 1あたり×いくつ分、いくつ分を求めるなら 全体÷1あたり です。たとえば1個120円のものを7個買う代金は 120×7=840円 になります。

人口密度や燃費で、2つのものを比べるには?

それぞれを「1あたりの量」にそろえてから比べます。たとえば40Lで600km走る車Aは 600÷40=15 で1Lあたり15km、30Lで480km走る車Bは 480÷30=16 で1Lあたり16km。1Lで遠くまで走る車Bのほうが燃費がよいとわかります。数字がバラバラでも、1あたりにそろえれば比べられます。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. 単位量あたりの大きさとはに戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
#単位量あたり#人口密度#単価#小5算数