分数のかけ算のやり方(なぜ分母どうし・分子どうし?)
分数×分数を面積図でわかりやすく解説。分母どうし・分子どうしをかける理由、計算の前に約分するコツが、図でしっかりわかります。
◎このページのゴール
分数×分数のやり方と理由を理解し、約分しながら正しく計算できるようになる。
分数のたし算は「通分」が大変でしたが、かけ算は通分いらず。分母どうし・分子どうしをかけるだけ。実はたし算より簡単です。なぜそれでいいのかを、面積図で見てみましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
分数のかけ算のやり方
→やり方
- 分母どうしをかける
- 分子どうしをかける
- 約分できたら約分する(計算前にするとなお良い)
通分は必要ありません。ここがたし算・ひき算と大きくちがうところです。
なぜ分母どうし・分子どうし?(面積図)
は「たての 、よこの の長方形の面積」と考えられます。1辺1の正方形を、たて3つ・よこ4つに分けると、全部で マス。そのうち、たて2つ・よこ3つ分が重なる部分= マス。
分母は「全部のマスの数()」、分子は「重なったマスの数()」。だから分母どうし・分子どうしをかけるのです。
なるほど、たて×よこのマス目で考えると、かけ算になるのが納得できる!
そうなんだ。だからかけ算は通分しなくていい。マスの数を数えるだけ、と考えればこわくないよ。
✓理解チェック①
コツ:計算の前に約分する
を、先にかけてから約分すると となり、約分が大変。計算の前に、ななめや上下で約分しておくと楽です。
(6と3を3で、5と10を5で、先に約分しています)
✓コツ
約分は「かける前」にやるのが鉄則。分子と分母(どちらの分数のものでもOK)に共通の数があれば先にわっておくと、最後の約分がぐっと楽になります。
たし算とのちがいに注意
✕よくある間違い
をわざわざ通分する
かけ算は通分不要。 とそのままかける
たし算ひき算は通分、かけ算は通分なし。逆に「かけ算で分母をそろえてしまう」ミスに注意しましょう。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう(練習問題)
計算しましょう(約分まで)。
答えと解説を見る
- 先に約分して
- 先に約分して
- 先に約分(7と14、5と10)して
家おうちの方へ
分数のかけ算は「通分がいらない」ぶん、たし算より楽だと感じる子が多いです。つまずきは主に「計算前の約分」。大きな数になってから約分すると間違えやすいので、かける前に斜めや上下で約分する習慣をつけると、正確さもスピードも上がります。
次は、整数や帯分数がまざったかけ算。仮分数に直すひと手間でクリアできます。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 分数×分数 = 分母どうし・分子どうしをかける。
- 通分は不要(たし算ひき算とちがう点)。
- 計算の前に約分すると、数が小さくなって楽でミスも減る。
- 答えは最後にもう一度約分できないか確認。