xにあてはまる数を求める・式を読む

小6「文字と式」を図でやさしく解説。文字を使った式が表す意味の読み取り方、x×4=20のような式からxにあてはまる数を逆算で求める方法、同じ場面をいろいろな式で表せることまで、図と例題でわかります。

このページのゴール

文字を使った式の意味を読み取り、xにあてはまる数を逆算で求められるようになる。

文字の式は「読む」こともできます。そして「x×4=20x \times 4 = 20」のような式から、xにあてはまる数を求められます。逆算でもどすだけ。中学の方程式の入り口です。

式を読む

文字の式は、場面(数量の関係)を表しています。式を見て「何を表しているか」を読み取りましょう。

例:1個 x 円のりんごの場面で…

  • x×5x \times 5 … りんご5個の代金
  • x×5+100x \times 5 + 100 … りんご5個と、100円のかご代を合わせた代金
  • x30x - 30 … x円から30円安くしたねだん

xにあてはまる数を求める

x×4=20x \times 4 = 20」のように、答えが決まっている式では、xにあてはまる数が1つに決まります。求め方は逆算——かけ算はわり算でもどします。

xxxx合計 20(x × 4 = 20)x = 20 ÷ 4 = 5

やり方

x×4=20x \times 4 = 20 → かけ算をわり算でもどすx=20÷4=5x = 20 \div 4 = 5

たしかめ:x に 5 を入れると 5×4=205 \times 4 = 20。合っています。

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セナ

「□を使った式」のときと同じやり方だ!

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ホクト先生

そう、考え方は4年生の□と同じ。記号が文字xになっただけ。「もとにもどす(逆算)」でxが見つかるよ。最後に式へあてはめて確かめるとミスが減るね。

理解チェック①

たし算・ひき算の式のとき

たし算はひき算で、ひき算はたし算でもどします。

例:x+15=40x + 15 = 40x=4015=25x = 40 - 15 = 25。 例:x8=12x - 8 = 12x=12+8=20x = 12 + 8 = 20

理解チェック②

同じ場面を、ちがう式で

同じ場面でも、見方を変えると式の形が変わることがあります。どちらも正しく、計算すると同じ答えになります。

例:1辺 x cm の正方形のまわりの長さ → x×4x \times 4 とも x+x+x+xx + x + x + x とも表せます(どちらも同じ)。

理解チェック③

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:xを求める・かけ算/わり算)

逆算でxを求めましょう。

  1. x×7=56x \times 7 = 56
  2. x÷3=9x \div 3 = 9
答えと解説を見る
  1. x=56÷7=x = 56 \div 7 = 8(確かめ:8×7=568\times7=56 ◎)
  2. わり算はかけ算でもどす → x=9×3=x = 9 \times 3 = 27(確かめ:27÷3=927\div3=9 ◎)

✏️ やってみよう②(標準:たし算/ひき算)

逆算でxを求めましょう。

  1. x+24=60x + 24 = 60
  2. x17=33x - 17 = 33
答えと解説を見る
  1. x=6024=x = 60 - 24 = 36
  2. x=33+17=x = 33 + 17 = 50

✏️ やってみよう③(応用:場面からxを求める)

場面を式にして、xを求めましょう。

  1. 1本 x 円のえん筆を5本買ったら、代金は350円だった。x は?
  2. ある数 x に 6 をかけて 4 をたしたら 40 になった。x は?
答えと解説を見る
  1. x×5=350x \times 5 = 350x=350÷5=x = 350 \div 5 = 70円
  2. x×6+4=40x \times 6 + 4 = 40 → まず x×6=404=36x \times 6 = 40 - 4 = 36x=36÷6=x = 36 \div 6 = 6

おうちの方へ

式を「読む」(場面と式を行き来する)ことと、逆算でxを求めることが柱です。求め方は4年の□と同じで、かけ算↔わり算・たし算↔ひき算でもどします。x×6+4=40x\times6+4=40 のような2段階は「先に+4をもどす→×6をもどす」と順に。最後に式へあてはめる確かめを習慣に。これは中学の方程式(移項して解く)の素地になります。つまずきは演算の取りちがえ(かけ算なのにひいてしまう等)なので、「もとにもどす逆の計算」を意識させてください。

これで「文字と式」は完成です! 文字で表す・読む・求める——中学数学への大きな一歩を踏み出せました。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 文字の式は、場面(数量の関係)を表している。式を「読む」練習をする。
  • 「x × 4 = 20」のような式から、xにあてはまる数を求められる。
  • 求め方は逆算:かけ算ならわり算、たし算ならひき算でもどす。
  • 中学の「方程式」につながる考え方。

よくある質問

x×4=20のような式で、xにあてはまる数はどうやって求めますか?

逆算(もとにもどす計算)で求めます。かけ算はわり算でもどすので、x×4=20 なら x=20÷4=5 です。求めたら x に 5 を入れて 5×4=20 と確かめると、ミスに気づけます。

なぜ逆算でxが求められるの?

x×4=20 は「xが4つ分で合計20」という意味だからです。合計の20を4つに等しく分ければ1つ分にもどるので、x=20÷4=5 と求められます。このように、かけ算はわり算で、たし算はひき算で「もとにもどす」ことができるので、逆の計算でxが見つかります。

x+15=40 のようなたし算・ひき算の式はどう解きますか?

たし算はひき算で、ひき算はたし算でもどします。x+15=40 なら x=40−15=25、x−8=12 なら x=12+8=20 です。同じように、わり算の式 x÷3=9 はかけ算でもどして x=9×3=27 と求められます。

小6の「xを求める」と中学の方程式は同じものですか?

考え方はそのままつながっています。小6では逆算(もとにもどす計算)でxを求め、中学ではこれが方程式(移項して解く)に発展します。やっていることは4年生の「□を使った式」と同じで、記号が文字xに変わっただけなので、逆算と確かめの習慣がそのまま方程式の土台になります。

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