文字を使った式(x・aで表す)
小6「文字と式」を図でやさしく解説。数の代わりに文字(x・a)を使って数量や関係を式に表す方法、文字式の書き方、xに数をあてはめて式の値を求める方法まで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
数の代わりに文字を使って数量や関係を式に表し、文字に数をあてはめて式の値を求められるようになる。
これまで「□」で表していたわからない数を、6年生では x(エックス)や a などの文字で表します。文字を使うと、いろいろな場合を1つの式でスッキリ表せます。まずは表し方から。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
なぜ文字を使うの?
4年生で習った「□を使った式」の□を、文字 x に変えただけ。わからない数や、いろいろ変わる数を文字で表すと、1つの式でまとめて表せて便利です。
文字を使った式の作り方
「ことばの式」を作ってから、変わる数を文字におきかえます。
例:1個 x 円のえん筆を5本買ったときの代金。
x が80円なら 円、x が100円なら 円。xが変わっても、式 は同じ。1つの式でどんな場合も表せます。
文字式の書き方ルール
→やり方
- わからない数・変わる数を x(や a, b)で表す。
- いくつかの文字を使うときは、別の文字(例:たて a cm・横 b cm)を使う。
- 小学校では、かけ算の × はそのまま書く(例:)。
iメモ
中学校では を のように「×を省いて数を前」に書くようになります。今は「×をつけたまま」でOKです。
xって、どんな数を入れてもいいの?
うん、xは「まだ決まっていない数」や「いろいろ変わる数」の代わり。だから場面に合った数を入れて使うんだ。式の形は変わらず、入れる数だけ変わるんだよ。
✓理解チェック①
式の値を求める
文字に数をあてはめて計算した答えを「式の値」といいます。
例:式 で、x が 7 のときの式の値は
例:式 で、x が 50 のとき → 。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:文字の式で表す)
文字 x を使った式で表しましょう。
- 1本 x 円のジュースを6本買ったときの代金
- x 円持っていて、300円使ったときの残り
答えと解説を見る
- (円)
- (円)
✏️ やってみよう②(標準:式の値)
文字に数をあてはめて、式の値を求めましょう。
- 式 で、x が 12 のとき
- 式 で、x が 20 のとき
答えと解説を見る
- 60
- 110
✏️ やってみよう③(応用:場面を式に)
場面を文字の式で表しましょう。
- たて a cm・横 8cm の長方形の面積
- 1個 x 円のケーキ2個と、200円の箱代を合わせた代金
答えと解説を見る
- 面積=たて×横=(cm²)
- (円)
家おうちの方へ
文字と式は、4年の「□を使った式」の□を x にしただけ——とつなげると安心して入れます。ポイントは「文字は“まだ決まらない・変わる数”の代わり」で、式の形は変わらず入れる数だけ変わること。小学校では×を省かず と書きます(×を省く・ は中学で)。式の値は「文字に数をあてはめて計算」。つまずきは、ことばの式を立てずにいきなり文字にしてしまうこと。まず日本語の式→文字、の順を習慣にさせてください。
次は、文字の式を読み取ったり、xにあてはまる数を求めたりします。方程式の入り口です。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- わからない数・いろいろ変わる数を、文字(x・a)で表す。
- 「□を使った式」の□が、文字xになったもの。
- 文字を使うと、1つの式でいろいろな場合をまとめて表せる。
- 文字に数をあてはめて計算した答えを「式の値」という。
よくある質問
文字を使った式とは何ですか?
文字を使った式とは、わからない数やいろいろ変わる数を、xやaなどの文字で表した式のことです。たとえば1個x円のりんごを3個買った代金は、x×3(円)と表せます。4年生で習った「□を使った式」の□が、文字xになったものです。
なぜ数の代わりに文字を使うのですか?
文字を使うと、いろいろな場合を1つの式でまとめて表せるからです。たとえばx×5という式は、xが80円のときは80×5=400円、100円のときは100×5=500円と、入れる数が変わっても式の形はそのまま使えます。面積や速さの公式も、この文字の式の考え方でできています。
式の値とは何ですか?
式の値とは、文字に数をあてはめて計算した答えのことです。たとえば式x×3で、xが7のときの式の値は7×3=21です。文字にあてはめる数が変わると、式の値も変わります。
小学校でも、x×3を3xと書いていいですか?
小学校では×を省かずに、x×3のように書きます。×を省いて3xと書くのは中学校で習う書き方です。今は「×をつけたまま」で、ことばの式から正しく文字の式を作れるようになることが大切です。