線対称な図形(対称の軸・対応・かき方)
小6「対称な図形」の線対称を図でやさしく解説。対称の軸で折るとぴったり重なる意味、対応する点・辺・角、軸が対応点を結ぶ線分を垂直に二等分する性質、線対称な図形のかき方まで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
線対称の意味を理解し、対称の軸・対応する点辺角を見つけ、性質を使って線対称な図形をかけるようになる。
1本の直線で折ると、両側がぴったり重なる図形を「線対称」といいます。チョウや左右対称のマークでおなじみの形。折り目になる線(対称の軸)を中心に、対応関係としくみを見ていきましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
線対称とは
1本の直線で折ったとき、両側がぴったり重なる図形を「線対称な図形」といいます。この折り目になる直線を「対称の軸」といいます。
対応する点・辺・角
折ったときに重なり合う点・辺・角を「対応する点・辺・角」といいます。線対称な図形では、対応する辺の長さ・角の大きさは等しくなります(合同な2つに分けられるイメージ)。
→やり方
線対称な図形では…
- 対応する辺の長さは等しい
- 対応する角の大きさは等しい
- 対応する点は、対称の軸から等しい距離にある
合同のときの「対応」と似てるね?
そう、考え方は同じ。線対称は「対称の軸で折ると、左右の図形がぴったり重なる=合同になる」関係なんだ。だから対応する辺・角が等しいんだよ。
軸と対応点の大切な性質
対応する2つの点を直線で結ぶと、その線は対称の軸と垂直に交わり、軸がまんなかで二等分します。むずかしく言うと「対称の軸は、対応する2点を結ぶ線分の垂直二等分線」です。
✓コツ
対称の軸 ⊥ (対応点を結ぶ線分)、しかも軸はその線分をまん中で半分に分ける。
この性質が、次の「かき方」でそのまま役立ちます。
✓理解チェック①
線対称な図形のかき方
軸の片側だけがかいてあるとき、反対側は性質を使ってかけます。
→やり方
- 各頂点から、対称の軸に垂直な線を引く。
- 軸までの距離と同じ長さだけ、軸の反対側へのばし、対応する点をとる。
- とった点を、もとと同じ順に結ぶ。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:意味と対応)
線対称の言葉を確かめましょう。
- 線対称な図形を折るとぴったり重なる、その折り目の直線を何という?
- 線対称な図形で、対応する辺の長さや角の大きさはどうなっている?
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- 対称の軸
- 対応する辺の長さは等しく、対応する角の大きさも等しい
✏️ やってみよう②(標準:性質を使う)
線対称の性質で答えましょう。
- 対称の軸は、対応する2点を結ぶ線分をどのように分ける?
- ある頂点が対称の軸から4cm。対応する頂点は軸からどこ?
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- 垂直に交わり、まん中で二等分する(垂直二等分線)
- 軸をはさんで反対側、軸から4cmのところ(軸に垂直な向き)
✏️ やってみよう③(応用:対称の軸の数)
正多角形などの対称の軸の本数を考えましょう(線対称かどうか・軸が何本あるか)。
- 正方形には対称の軸が何本ある?
- 正三角形には対称の軸が何本ある?
- アルファベットの「A」「H」は線対称?
答えと解説を見る
- 4本(たて・よこ・ななめ2本)
- 3本(各頂点から向かい合う辺の中点へ)
- どちらも線対称。「A」はたての軸が1本、「H」はたてとよこで2本
家おうちの方へ
線対称は「対称の軸で折るとぴったり重なる(=左右が合同)」がポイント。対応する辺・角が等しく、対応点は軸から等距離・軸はその線分の垂直二等分線、という性質がかき方に直結します。実際に紙を折って重ねる・うつし取ると、直感的に納得できます。つまずきは、対応点を「同じ側」や「斜め」にとってしまうこと(必ず軸に垂直・反対側・等距離)。前単元の合同とつなげると理解が深まります。
次は、点を中心に180°回すとぴったり重なる「点対称」。線対称とのちがいに注目して進みましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 線対称 = 1本の直線(対称の軸)で折ると、ぴったり重なる図形。
- 重なり合う点・辺・角を「対応する点・辺・角」という。
- 対称の軸は、対応する2点を結ぶ線分を、垂直に二等分する。
- 対応する点は、軸から等しい距離にある。
よくある質問
線対称とはどんな図形ですか?
1本の直線で折ったとき、両側がぴったり重なる図形です。この折り目になる直線を「対称の軸」といいます。チョウの羽や左右対称のマークが身近な例で、対応する辺の長さ・角の大きさは等しくなります。
線対称な図形はどうやってかきますか?
①各頂点から対称の軸に垂直な線を引く、②軸までの距離と同じ長さだけ軸の反対側へのばして対応する点をとる、③とった点をもとと同じ順に結ぶ、の3ステップでかけます。対応する点は、必ず軸に垂直な向きで、軸から等しい距離にとるのがポイントです。
なぜ線対称な図形では、対応する辺や角が等しいの?
対称の軸で折ると、両側の図形がぴったり重なる(=合同になる)からです。ぴったり重なるということは、重なり合う辺の長さも角の大きさも同じということ。合同な図形の「対応する辺・角は等しい」と同じ考え方です。
対称の軸と、対応する点を結んだ線分にはどんな関係がありますか?
対称の軸は、対応する2点を結ぶ線分を垂直に二等分します。つまり直角に交わり、まん中で半分に分けます(垂直二等分線)。この性質のおかげで対応する点は軸から等しい距離にあり、線対称な図形をかくときの根拠になります。