基本の型:総額=1の帯を切り分ける
例題:パソコンを買う。頭金として総額の1/5を払い、残りを12回均等払いにする。毎回の支払いは総額のどれだけか?
→分割払いの型(3ステップ)
① 総額を1とおく(金額は最後まで使わなくてよい)
② 残り = 1 − 頭金。 毎回 = 残り ÷ 回数
③ 検算:頭金+毎回×回数 = 1 に戻るか確認
最凶のひっかけ:「残額の」1/3
SPIが大好きな罠がこれです。「何に対する分数か」が途中ですり替わります。
「頭金に総額の1/4、次に残額の1/3を払った。残りは総額のどれだけ?」……1−1/4−1/3 で 5/12 ですか?
そこが罠! 2回目の1/3は「残額(3/4)の1/3」だから、総額で見ると 3/4×1/3=1/4 なんだ。だから残りは 1−1/4−1/4=1/2。分数を見たら「何の1/3?」と必ず聞き返すこと。割合の「もとにする量」の話がここでも効いてくるよ。
ボーナス払い混在パターン
例題:頭金に総額の1/6、ボーナス時に2回で総額の1/3(合計)を払い、残りを10回均等払い。毎回の支払いは?
→ 月々で払う合計 = 1 − 1/6 − 1/3 = 1/2。毎回 = 1/2 ÷ 10 = 1/20。種類が増えても「足したら1」の整理は変わりません。
✕SPIで狙われる定番ミス
❌ 「残額の1/3」を総額の1/3として引いてしまう(残額×分数で総額基準に直す)
❌ 毎回の支払いを「1÷回数」にしてしまう(先に頭金を引いた残りを等分する)
❌ 検算をしない(足して1に戻るかは10秒で確認できる最強の保険)
例題(計算機で検算してみよう)
- 総額24万円。頭金20%、残りを12回均等払い。毎回いくら?(答え:16,000円=総額の1/15)
- 頭金に総額の1/4、残りを15回均等払い。毎回は総額のどれだけ?(答え:1/20)
- 頭金1/5、さらに残額の1/2を一括で払った。残りは総額のどれだけ?(答え:2/5。残額4/5の半分=2/5を払い、2/5が残る)