分割払いの解き方|総額を1とおく

「頭金として総額の1/5を払い、残りを12回の均等払いに——」というSPI独特の分割払い。金額が出てこなくても大丈夫、総額を1とおいて分数で進めるのが必勝の型です。計算機で「総額の何分の1か」を確かめながら練習しましょう。

頭金を払い、残りを等分して払う(SPIの定番設定)

%

💳 総額を1とおくのがコツ。頭金20%なら残りは 0.8 = 4/5。これを12回でわると、毎回は 4/5 ÷ 12 = 1/15(総額の15分の1)です。手数料なしの単純分割で計算しています。

基本の型:総額=1の帯を切り分ける

例題:パソコンを買う。頭金として総額の1/5を払い、残りを12回均等払いにする。毎回の支払いは総額のどれだけか?

総額 = 1 頭金 1/5 残り 4/5 (これを12回に等分) 毎回 = 4/5 ÷ 12 = 4/60 = 1/15(総額の15分の1) 検算:1/5 + 1/15×12 = 3/15 + 12/15 = 15/15 = 1 ✓

分割払いの型(3ステップ)

総額を1とおく(金額は最後まで使わなくてよい)

② 残り = 1 − 頭金。 毎回 = 残り ÷ 回数

③ 検算:頭金+毎回×回数 = 1 に戻るか確認

最凶のひっかけ:「残額の」1/3

SPIが大好きな罠がこれです。「何に対する分数か」が途中ですり替わります。

セナちゃんのアイコン
セナ

「頭金に総額の1/4、次に残額の1/3を払った。残りは総額のどれだけ?」……1−1/4−1/3 で 5/12 ですか?

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そこが罠! 2回目の1/3は「残額(3/4)の1/3」だから、総額で見ると 3/4×1/3=1/4 なんだ。だから残りは 1−1/4−1/4=1/2。分数を見たら「何の1/3?」と必ず聞き返すこと。割合の「もとにする量」の話がここでも効いてくるよ。

ボーナス払い混在パターン

例題:頭金に総額の1/6、ボーナス時に2回で総額の1/3(合計)を払い、残りを10回均等払い。毎回の支払いは?
→ 月々で払う合計 = 1 − 1/6 − 1/3 = 1/2。毎回 = 1/2 ÷ 10 = 1/20。種類が増えても「足したら1」の整理は変わりません。

SPIで狙われる定番ミス

❌ 「残額の1/3」を総額の1/3として引いてしまう(残額×分数で総額基準に直す)
❌ 毎回の支払いを「1÷回数」にしてしまう(先に頭金を引いた残りを等分する)
❌ 検算をしない(足して1に戻るかは10秒で確認できる最強の保険)

例題(計算機で検算してみよう)

  1. 総額24万円。頭金20%、残りを12回均等払い。毎回いくら?(答え:16,000円=総額の1/15)
  2. 頭金に総額の1/4、残りを15回均等払い。毎回は総額のどれだけ?(答え:1/20)
  3. 頭金1/5、さらに残額の1/2を一括で払った。残りは総額のどれだけ?(答え:2/5。残額4/5の半分=2/5を払い、2/5が残る)

FAQよくある質問

SPIの分割払い問題の解き方は?

総額を「1」とおいて、分数だけで進めるのが定石です。頭金1/5なら残りは4/5。それを12回の均等払いにすると、1回あたり4/5÷12=1/15。金額が出てこなくても割合だけで答えられるのが特徴です。

「残額の1/3」と「総額の1/3」のちがいは?

SPI最大のひっかけポイントです。頭金1/4を払ったあとの「残額の1/3」は、総額では 3/4×1/3=1/4にあたります。「何に対する分数か(もとにする量)」を毎回確認しましょう。

ボーナス払いが混ざる問題は?

支払いの種類ごとに「総額の何分の1か」に直して、ぜんぶ足すと1になるように整理します。頭金+月々の合計+ボーナスの合計=1(総額)という1本の式に乗せるのがコツです。

利息や手数料は考えなくていい?

SPIの分割払い問題は原則、利息・手数料なしの単純分割です(問題文に指定がある場合のみ考慮)。現実のリボ払いや分割払いには手数料がつくので、実生活ではリボ払いのページで総支払額を確認してください。

関連あわせて対策する