約分:分子と分母を最大公約数でわる
約分は「分子と分母を同じ数でわって、分数を簡単にする」操作です。何回かに分けてわってもよいですが、最大公約数でわれば一回で終わります。12/18なら、12と18の最大公約数は6なので、12÷6=2、18÷6=3 で 2/3。これ以上約分できない分数を「既約分数」といい、答えは必ずこの形にします。
通分:分母を最小公倍数にそろえる
分母がちがう分数は、そのままではたし算・ひき算ができません。分母の最小公倍数にそろえるのが通分です。1/4+1/6なら、分母4と6の最小公倍数は12。1/4=3/12、1/6=2/12 に直してから、3/12+2/12=5/12 と計算します。
→分数のたし算・ひき算(3ステップ)
① 分母の最小公倍数を見つけて通分する
② 分子だけをたす・ひく(分母はそのまま)
③ 答えが約分できるなら約分して仕上げる
かけ算・わり算はもっとシンプル
かけ算は「分子どうし・分母どうしをかける」だけ。通分は不要です。2/3×4/5=8/15。途中で約分(ななめに消す)してからかけると、数が小さくて済みます。
わり算は「わる数をひっくり返してかける」。2/3÷4/5=2/3×5/4=10/12=5/6。ひっくり返した分数を「逆数」といいます。なぜひっくり返すのかは、分数のわり算のレッスンで図解しています。
✕ありがちな間違い
たし算で「分母どうし・分子どうしをたす」のは間違いです(1/2+1/3≠2/5)。分母がちがう分数はそのままたせません。必ず通分してから、分子だけをたします。かけ算とたし算でルールがちがうことが、分数最大のつまずきポイントです。
例題(計算機で検算してみよう)
- 24/36 を約分すると?(答え:2/3)
- 1/4+1/6 は?(答え:5/12)
- 5/6−1/2 は?(答え:1/3)
- 2/3÷4/9 は?(答え:3/2=1と1/2)