3つの数のたし算の筆算|くり上がりとたす順のくふう【小2】
小2「3つの数のたし算の筆算」を図でやさしく解説。24+38+9のように3つの数をたてに並べてたす方法、一の位が10以上のときのくり上がり(2くり上がることも)、10になる組を先にたすくふうまで、例題と練習でわかります。
◎このページのゴール
3つの数を筆算で正しくたし、一の位の和が大きいときのくり上がりや、たす順のくふうができるようになる。
「24 + 38 + 9」のように、たす数が3つになっても大じょうぶ。3つをたてに並べて、一の位からたすだけです。一の位が大きくなったときのくり上がりと、たす順のくふうがわかれば、もっと速く正かくにできます。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
3つの数のたし算の筆算のやり方
たす数が2つでも3つでも、やることは同じ。位をたてにそろえて、一の位からたします。3つの数は、上から3段に並べます。
→やり方
- 3つの数を、位をたてにそろえて3段に書く。
- 一の位の3つの数をぜんぶたす。10以上なら、何十を十の位へくり上げる。
- 十の位の3つの数(とくり上げた数)をぜんぶたす。
なら、一の位 、十の位 にくり上げた をたして 。答えは 71 です。順番は2つのときと同じ、右から左へ進めるだけです。
✓理解チェック①
どうして「2くり上がる」の?
一の位を3つたすと、和が20をこえることがあります。すると、くり上がるのは1ではなく2になります。 で見てみましょう。
一の位は 。21は「20と1」なので、1を一の位に書き、20のまとまり(=2)を十の位へくり上げます。十の位は にくり上げた 2 をたして 。だから答えは 71。一の位を3つたすと、くり上がりが2になることがある、と覚えておきましょう。
くり上がりって、いつも「1」だと思ってた。「2」もあるの?
3つの数をたすと、一の位の和が20をこえることがあるよね。たとえば なら「26=20と6」だから、2をくり上げるんだ。一の位の和が「いくつのまとまり(何十)になるか」を見れば、くり上げる数がわかる。10〜19なら1、20〜29なら2だよ。
✓理解チェック②
たす順をくふうすると速い
たし算は、順番を変えても答えは同じです()。だから、たして10になる組や、きりのよい数を先にたすと、計算がぐっとらくになります。
なら、17 と 33 を先にたすと (きりがよい)。そこへ をたして 75。一の位どうしが になる組を見つけるのがコツです。筆算でも、頭の中でこの組をみつけてから一の位をたすと、まちがいが減ります。
✓理解チェック③
よくある間違い
✕よくある間違い
一の位 → 1をくり上げて 十の位 → 61
一の位 → 2をくり上げて 十の位 → 71
3つの数の一の位は、和が20をこえることがあります。21なら「いつもの1」ではなく2をくり上げます。くり上げる数は、一の位の上に小さくメモしておくと書きまちがいが減ります。
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:くり上がりなし〜1)
筆算で計算しましょう。
答えと解説を見る
- 一の位 3+5+1=9、十の位 1+2+3=6 → 69
- 一の位 4+8+7=19(9を書き1くり上げ)、十の位 1+2+1+0=4 → 49
✏️ やってみよう②(標準:2くり上がり・くふう)
- を筆算で。
- を、たす順をくふうして計算しましょう。
答えと解説を見る
- 一の位 6+8+9=23(3を書き2くり上げ)、十の位 2+3+2=7 → 73
- を先にたすときりがよい。 75
✏️ やってみよう③(応用・文章題)
考えて解きましょう。
- はるとさんはどんぐりを、月曜に14こ、火曜に27こ、水曜に9こひろいました。ぜんぶで何こ?
- 3つのかごに、りんごが 16こ、24こ、35こ 入っています。合わせて何こ? たす順をくふうしてもよい。
答えと解説を見る
- 式 。一の位 4+7+9=20(0を書き2くり上げ)、十の位 1+2+0+2=5 → 50こ
- 式 。 を先にたすと 75こ(筆算でもよい)
家おうちの方へ
おうちの方へ:3つの数の筆算でのつまずきは、ほぼ2つです。①一の位を3つたして20をこえたとき、くり上がりが2になることに気づけない、②くり上げた数の書き忘れ。どちらも「くり上げた数を一の位の上に小さくメモする」習慣で大きく減ります。和が20台になったら2くり上げ、と声に出して確認させてください。あわせて「たし算は順番を変えても答えが同じ」(交換・結合のきまり)を、 のような10になる組で体感させると、暗算力にもつながります。土台が不安なときは「3けたのたし算の筆算(くり上がり2回)」に戻りましょう。次はひき算の筆算(くり下がり)です。
3つの数も、たてにそろえて一の位から、そして「10になる組は先に」。この2つを守れば、数が増えても落ち着いて正かくにたせます。次はひき算の筆算に進みましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 3つの数も、たてに位をそろえて並べて、一の位からたす。
- 一の位を3つたして10以上になったら、10のまとまりを十の位へくり上げる(2くり上がることもある)。
- たし算は順番を変えても答えは同じ。10になる組を先にたすと速い。
よくある質問
3つの数のたし算の筆算は、どうやって計算するの?
3つの数を位をたてにそろえて3段に書き、一の位からたします。一の位の3つをたして10以上になったら、何十のまとまりを十の位へくり上げ、十の位はくり上げた数も入れてたします。24+38+9なら、一の位4+8+9=21で1を書き2をくり上げ、十の位2+3+2=7で、答えは71です。
どうして、くり上がりが「2」になることがあるの?
一の位を3つたすと、和が20をこえることがあるからです。たとえば4+8+9=21は「20と1」なので、1を一の位に書き、20のまとまり(=2)を十の位へくり上げます。一の位の和が10〜19なら1、20〜29なら2をくり上げる、と覚えましょう。
たす順番を変えて計算してもいいの?
はい、たし算は順番を変えても答えは同じです。だから、たして10になる組やきりのよい数を先にたすと、計算がぐっと楽になります。17+25+33なら、17と33を先にたして50にし、50+25=75と求められます。
3つの数の筆算で、よくあるまちがいは?
一の位の和が20をこえているのに、いつものくせで1だけくり上げてしまうミスがいちばん多いです。24+38+9では一の位が21なので2をくり上げて71が正解ですが、1しかくり上げないと61になってしまいます。くり上げる数を上の位の上に小さくメモしておくと、まちがいが減ります。