3けたのたし算の筆算(くり上がり2回)|65+47=112のやり方【小2】

小2「くり上がりが2回つづくたし算の筆算」を図でやさしく解説。65+47=112を例に、一の位→十の位→百の位へと1を2回くり上げる手順を、筆算の図でひと目で確認。3けたの答えになるたし算もできるようになります。

このページのゴール

くり上がりが2回つづく筆算や、答えが3けたになるたし算の筆算を、位ごとに正しく計算できるようになる。

65+4765 + 47」のように、くり上がりが2回つづくたし算は、ちょっとむずかしく感じますよね。でも大丈夫。くり上がりが1回のときと、やり方はまったく同じ。一の位から順に、くり上げた1を忘れずにたすだけ。答えが3けたになるたし算も、この回でスッキリできます。

くり上がり2回のやり方(3ステップ)

くり上がりが2回でも、ふだんと同じ。一の位 → 十の位 → 百の位の順に進めるだけです。

やり方

  1. 一の位をたす。10以上なら、一の位に下1けたを書き、十の位へ1くり上げ
  2. 十の位をたす(くり上げた1も入れる)。10以上なら、十の位に下1けたを書き、百の位へ1くり上げ
  3. 百の位に、くり上げた1を書く。これで答えのできあがり。

ポイントは、くり上げた1を上の位の上に小さくメモしておくこと。2回くり上がるときは、メモも2か所になります。

どうして百の位に1が出てくるの?

65+4765 + 47 を筆算で見てみましょう。くり上げた1を、十の位と百の位の上に小さく書いておくのがコツです。

116547112

順番に見ていきます。

  • 一の位5+7=125 + 7 = 12。これは「10と2」。一の位に 2 を書いて、10のまとまり(1)を十の位へくり上げます。
  • 十の位:くり上げた 1+6+4=111 + 6 + 4 = 11。これは「10と1」。十の位に 1 を書いて、また10のまとまり(1)を百の位へくり上げます。
  • 百の位:くり上げた 1 をそのまま書く。

だから答えは 112。十の位が10以上になったから、その10のまとまりが百の位の「1」になったのです。くり上がりは「10たまったら、左のとなりへ1おくる」というルールが、何回でもくり返されているだけ。

セナちゃんのアイコン
セナ

一の位でも十の位でもくり上がりがあって、頭がぐるぐる…どこから手をつければいいの?

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

あせらなくて大丈夫。いちどに全部やろうとしないのがコツだよ。まず一の位だけ。5+75+7 で「2を書いて、十の位の上に小さく1」。これで一の位はおしまい。次に十の位だけ。小さい1も入れて 1+6+41+6+4。1つの位を、1回ずつ片づけていけば、ぜったいこんがらがらないよ。

理解チェック①

3けた+2けた・けたがちがう筆算

くり上がりが2回でも、答えが3けたでも、考え方はずっと同じ。けたの数がちがう筆算でも、位をそろえれば大丈夫です。

たとえば 596+8596 + 8。8は一の位の数なので、一の位の下にそろえて書きます。

115968604
  • 一の位6+8=146 + 8 = 14。4を書いて、十の位へ1くり上げ。
  • 十の位1+9=101 + 9 = 10。0を書いて、百の位へ1くり上げ。(十の位に数がない8でも、くり上げた1だけは入れる)
  • 百の位1+5=61 + 5 = 6

答えは 604。けたがちがっても、ちがう位どうしをそろえれば、いつもの手順でできます。

理解チェック②

よくある間違い

よくある間違い

まちがい

65+4765 + 47 で、十の位を 6+4=106+4=10 として、くり上げた1を入れわすれる → 102

正しい

十の位はくり上げた1も入れて 1+6+4=111+6+4=11。百の位へ1くり上げて → 112

いちばん多いのは、くり上げた1のたし忘れです。くり上がりが2回つづくときは、メモする1も2か所。十の位と百の位の上に、小さく1を書くクセをつけましょう。

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:くり上がり2回)

筆算で計算しましょう。

  1. 78+5978 + 59
  2. 84+6784 + 67
答えと解説を見る
  1. 一の位 8+9=17(7を書き1くり上げ)、十の位 1+7+5=13(3を書き1くり上げ)、百の位 1 → 137
  2. 一の位 4+7=11(1を書き1くり上げ)、十の位 1+8+6=15(5を書き1くり上げ)、百の位 1 → 151

✏️ やってみよう②(標準:3けた・けたちがい)

筆算で計算しましょう。

  1. 158+267158 + 267
  2. 596+8596 + 8
答えと解説を見る
  1. 一の位 8+7=15(5を書き1くり上げ)、十の位 1+5+6=12(2を書き1くり上げ)、百の位 1+1+2=4 → 425
  2. 8は一の位にそろえる。一の位 6+8=14(4を書き1くり上げ)、十の位 1+9=10(0を書き1くり上げ)、百の位 1+5=6 → 604

✏️ やってみよう③(応用・文章題)

考えて解きましょう。

  1. 体育館にいすが 8787 きゃくならんでいます。4848 きゃくはこんできました。ぜんぶで何きゃく?
  2. 赤い色紙が 176176 まい、青い色紙が 5959 まいあります。合わせて何まい?
答えと解説を見る
  1. 87+4887 + 48。一の位 7+8=15(5を書き1くり上げ)、十の位 1+8+4=13(3を書き1くり上げ)、百の位 1 → 135きゃく
  2. 176+59176 + 59。一の位 6+9=15(5を書き1くり上げ)、十の位 1+7+5=13(3を書き1くり上げ)、百の位 1+1=2 → 235まい

おうちの方へ

おうちの方へ:くり上がりが2回つづく筆算でつまずく原因は、ほとんどがくり上げた1のたし忘れと、位のずれです。十の位・百の位の上に小さく「1」をメモする習慣をつけると、ミスが大きく減ります。596+8596+8 のようにけた数がちがう問題では、一の位どうしをそろえて書くことだけ確認してあげてください(左にそろえてしまう子が多いです)。「一の位から、1つの位ずつ片づける」とくり返し声かけすると、混乱が消えます。次は「3つの数のたし算の筆算」に進みます。

くり上がりが2回でも、答えが3けたでも、やることは1つ——一の位から順に、くり上げた1を忘れずにたす。これさえ守れば、大きな数のたし算も自信を持って解けます。次は「3つの数のたし算の筆算」に進みましょう。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • くり上がりは1回でも2回でも、やり方は同じ。一の位から順に進める。
  • 一の位が10以上 → 十の位へ1くり上げ。十の位も10以上 → 百の位へ1くり上げ
  • くり上げた1は、上の位の上に小さく書いて、たし忘れをふせぐ。
  • 65+47=11265+47=112 のように、答えが3けたになることもある。

よくある質問

くり上がりが2回あるたし算の筆算は、どうやるの?

くり上がりが1回のときとやり方は同じで、一の位→十の位→百の位の順にたすだけです。65+47なら、一の位5+7=12で2を書き1くり上げ、十の位1+6+4=11で1を書き1くり上げ、百の位にくり上げた1を書いて答えは112です。くり上げた1は、上の位の上に小さくメモするとたし忘れをふせげます。

2けた+2けたなのに、なぜ答えが3けたになるの?

十の位の計算が10以上になると、その10のまとまりが百の位へくり上がるからです。65+47では十の位が1+6+4=11となり、10のまとまり(1)が百の位に送られて答えが112になります。くり上がりは「10たまったら、左のとなりへ1おくる」というルールが、何回でもくり返されているだけです。

596+8のように、けた数がちがうときはどう書くの?

一の位どうしをそろえて書きます。8は一の位の数なので、596の6の下にそろえます。一の位6+8=14で4を書き1くり上げ、十の位1+9=10で0を書き1くり上げ、百の位1+5=6で答えは604です。左はしにそろえて書くとまちがえるので注意しましょう。

くり上がり2回の筆算で、いちばん多いまちがいは?

くり上げた1のたし忘れです。65+47で十の位を6+4=10と計算して、くり上げた1を入れわすれると102になってしまいます。正しくはくり上げた1も入れて1+6+4=11で、答えは112です。くり上がりが2回つづくときは、十の位と百の位の上に小さく1をメモするクセをつけましょう。

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