分母のちがう分数のひき算

異分母分数のひき算を「通分して分子を引く」3ステップでわかりやすく。たし算と同じ流れなので、ここまで来れば簡単です。

このページのゴール

分母のちがう分数のひき算を、通分して正しく計算できるようになる。

ひき算は、たし算の「たす」を「引く」に変えるだけ。流れはまったく同じです。ここまで来たあなたなら、もう半分できたようなものです。

ひき算も3ステップ

やり方

  1. 通分して、分母をそろえる
  2. 分母はそのまま、分子だけ引く
  3. 約分できたら約分する

3412\dfrac34-\dfrac12 をやってみます。4と2の最小公倍数は4なので通分して、

3412=3424=324=14\dfrac34-\dfrac12=\dfrac34-\dfrac24=\dfrac{3-2}{4}=\dfrac{1}{4}

たし算と同じところ・ちがうところ

コツ

同じ: 通分して分母をそろえる/分母はそのまま/分子だけ計算する/最後に約分する。
ちがう: 分子を「たす」かわりに「引く」だけ。

3/4(青3つ)から 2/4 をとると 1/4

うすい青2つ分を取り去ると、こい青1つ分(=1/4)が残る。

セナちゃんのアイコン
セナ

ほんとだ、たし算で「分母どうしをたさない」のと同じで、ひき算も分母は引かないんだね。

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

その通り。分母(ピースの大きさ)はそろえたまま。動かすのは分子(個数)だけ、と覚えておけば、たし算もひき算も同じだよ。

理解チェック①

「1 − 分数」はどうする?

1351-\dfrac35 のように整数の1から分数を引くときは、1を「分母/分母」の形に直します。1=551=\dfrac55 なので、

135=5535=251-\dfrac35=\dfrac55-\dfrac35=\dfrac{2}{5}

コツ

ポイント: 1=22=33=44=55=1=\dfrac22=\dfrac33=\dfrac44=\dfrac55=\cdots。引く分数の分母に合わせて、1を「同じ数ぶんの1」に着替えさせればOK。

理解チェック②

仕上げ:約分を忘れない

ひき算の答えも約分できることがあります。

5613=5626=36=12\dfrac56-\dfrac13=\dfrac56-\dfrac26=\dfrac36=\dfrac12

36\dfrac36 で止めず、12\dfrac12 まで仕上げましょう。

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう(練習問題)

次を計算しましょう(約分まで仕上げてね)。

  1. 3413\dfrac34-\dfrac13
  2. 5612\dfrac56-\dfrac12
  3. 1271-\dfrac27
  4. 71015\dfrac{7}{10}-\dfrac15
答えと解説を見る
  1. 912412=512\dfrac{9}{12}-\dfrac{4}{12}=\dfrac{5}{12}
  2. 5636=26=13\dfrac{5}{6}-\dfrac{3}{6}=\dfrac{2}{6}=\dfrac{1}{3}(約分)
  3. 7727=57\dfrac{7}{7}-\dfrac{2}{7}=\dfrac{5}{7}
  4. 710210=510=12\dfrac{7}{10}-\dfrac{2}{10}=\dfrac{5}{10}=\dfrac{1}{2}(約分)

おうちの方へ

ひき算でつまずく子の多くは、計算そのものより「1をどう分数にするか」で止まります。1=551=\dfrac55 のように、1がいろいろな分数に着替えられることを、図やおはじきで一度見せると納得が早いです。

最後は、整数のまじった帯分数のたし算・ひき算。くり上がり・くり下がりのコツまで身につけて、分数を完全攻略しましょう。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 分母のちがう分数のひき算は ①通分 → ②分子を引く → ③約分
  • たし算と流れは同じ。分母どうしは引かない
  • 「1」から分数を引くときは、1を 分母/分母 の形に直す。
  • 答えは最後に約分する。
#分数のひき算#通分#小5算数#異分母