分母のちがう分数のひき算
異分母分数のひき算を「通分して分子を引く」3ステップでわかりやすく。たし算と同じ流れなので、ここまで来れば簡単です。
◎このページのゴール
分母のちがう分数のひき算を、通分して正しく計算できるようになる。
ひき算は、たし算の「たす」を「引く」に変えるだけ。流れはまったく同じです。ここまで来たあなたなら、もう半分できたようなものです。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
ひき算も3ステップ
→やり方
- 通分して、分母をそろえる
- 分母はそのまま、分子だけ引く
- 約分できたら約分する
をやってみます。4と2の最小公倍数は4なので通分して、
たし算と同じところ・ちがうところ
✓コツ
同じ: 通分して分母をそろえる/分母はそのまま/分子だけ計算する/最後に約分する。
ちがう: 分子を「たす」かわりに「引く」だけ。
3/4(青3つ)から 2/4 をとると 1/4
うすい青2つ分を取り去ると、こい青1つ分(=1/4)が残る。
ほんとだ、たし算で「分母どうしをたさない」のと同じで、ひき算も分母は引かないんだね。
その通り。分母(ピースの大きさ)はそろえたまま。動かすのは分子(個数)だけ、と覚えておけば、たし算もひき算も同じだよ。
✓理解チェック①
「1 − 分数」はどうする?
のように整数の1から分数を引くときは、1を「分母/分母」の形に直します。 なので、
✓コツ
ポイント: 。引く分数の分母に合わせて、1を「同じ数ぶんの1」に着替えさせればOK。
✓理解チェック②
仕上げ:約分を忘れない
ひき算の答えも約分できることがあります。
で止めず、 まで仕上げましょう。
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:通分して引く)
次を計算しましょう。
答えと解説を見る
- 最小公倍数12で通分 → (確かめ:5と12を同時にわれる数はない ◎)
- 最小公倍数6で通分 → (約分。確かめ: でもとに戻る ◎)
✏️ やってみよう②(標準:1から引く・約分まで)
「1-分数」や、約分が必要な問題です。
答えと解説を見る
- に直して (確かめ: ◎)
- 最小公倍数10で通分 → (約分。確かめ: でもとに戻る ◎)
✏️ やってみよう③(応用:身近な場面で引く)
身のまわりの「のこりはいくつ?」を、分数のひき算で考えましょう。
- テープが m あります。工作で m 使いました。のこりは何 m?
- 宿題を1時間でやる予定です。そのうち が終わりました。のこりは全体のどれだけ?
答えと解説を見る
- 。のこりは m(確かめ:使った + のこり = でぴったり ◎)
- 。のこりは全体の (確かめ:終わった + のこり = ◎)
家おうちの方へ
ひき算でつまずく子の多くは、計算そのものより「1をどう分数にするか」で止まります。 のように、1がいろいろな分数に着替えられることを、図やおはじきで一度見せると納得が早いです。
最後は、整数のまじった帯分数のたし算・ひき算。くり上がり・くり下がりのコツまで身につけて、分数を完全攻略しましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 分母のちがう分数のひき算は ①通分 → ②分子を引く → ③約分。
- たし算と流れは同じ。分母どうしは引かない。
- 「1」から分数を引くときは、1を 分母/分母 の形に直す。
- 答えは最後に約分する。
よくある質問
分母のちがう分数のひき算は、どうやって計算しますか?
①通分して分母をそろえる、②分母はそのままで分子だけ引く、③約分できたら約分する、の3ステップです。たとえば 4分の3(3/4)−2分の1(1/2)は、通分して 4分の3−4分の2=4分の1。たし算とまったく同じ流れで、分子を「たす」かわりに「引く」だけです。
なぜ分数のひき算では、分母どうしを引かないの?
分母は「ピースの大きさ」を表していて、分子は「ピースの個数」を表しているからです。通分で大きさをそろえたら、あとは個数(分子)だけ引けばよく、ピースの大きさ(分母)は変わりません。「分母はそろえたまま、動かすのは分子だけ」と覚えれば、たし算もひき算も同じです。
1から分数を引くときは、どうやって計算しますか?
1 を「分母分の分母」の形に直してから引きます。たとえば 1−5分の3(3/5)なら、1=5分の5 なので、5分の5−5分の3=5分の2 です。1 は 2分の2=3分の3=4分の4…と、引く分数の分母に合わせて自由に着替えさせられます。
分数のひき算で、答えを出したあとに気をつけることはありますか?
答えが約分できるなら、必ず約分して仕上げることです。たとえば 6分の5−3分の1=6分の3 ですが、ここで止めずに 2分の1 まで約分します。また、答えに引いた数をたして、もとの数にもどるか確かめると、計算ミスにも気づけます。