小1「かたちあそび」をやさしく攻略
みのまわりの ものを、かたちで なかま分け。はこ・つつ・ボールの ちがいや、積める・転がるの 特ちょうを、あそびながら つかみましょう。図形の はじめの 一歩です。
◎この単元のゴール
みのまわりの立体を かたちで なかま分けし、積める・転がるの 特ちょうや、面の形を つかめるようになる。
学ぶ順番(このとおり進めばOK)
つまずきチェック:どこで止まっていますか
かたちあそびは図形の入り口です。ペーパーテストより、実物をさわって・転がして・積んでわかることがすべての単元です。
- 「はこ・つつ・ボール」のなかま分けが安定しない → 見た目でなく「たいらなところがあるか」「転がるか」「積めるか」の3つのはたらきで分けます。かたちあそびへ。
- つつ(円柱)を「転がるからボールのなかま」としてしまう → よくある迷いです。「転がるけど積める」のがつつ。転がる方向がきまっていることに気づかせると分けられます。
- 絵に描かれた形と実物が結びつかない → 箱を紙に押しつけて写し取る「かたちうつし」で、立体から平面(四角・丸)が出てくる体験をさせます。
- 言葉(さんかく・しかく・まる)と形が結びつかない → 名前は正式には小2以降。今は「〜みたいなかたち」で十分です。
ここから図形の6年間がはじまる
同じく実物で学ぶ単元。あわせて感覚を育てます。
小2 三角形と四角形 →「かたちうつし」で出てきた平面の形に、名前と定義がつきます。
小2 はこの形 →「はこのなかま」を面・辺・頂点で数える単元へ進みます。
小4 直方体と立方体 →かたちあそびの「はこ」に正式な名前がつき、展開図まで学びます。
よくある質問
この単元、テストがないようですが大事なの?
とても大事です。ここでの「転がる・積める・たいらなところがある」という体験が、小2の面・辺・頂点、小4の展開図、中1の空間図形まで続く立体の直感の土台になります。点数に出ない分だけ家庭での遊びの量が差になりやすい、隠れた重要単元です。
家でできる「かたちあそび」は?
3つおすすめがあります。①積み木タワー——どの形なら積めるかを体で知る。②かたちうつし——箱やカップの底を紙に写して、出てきた形を当てる。③さわって当てっこ——袋の中の積み木を見ないでさわり、「ボール!」と当てる遊び。どれも5分でできて、立体の特ちょうへの気づきがそのまま育ちます。
「まる」と「ボール」のちがいは、教えるべき?
厳密な区別(円と球)は小3で習うので、今は急がなくて大丈夫です。ただ、かたちうつしの遊びで「ボールは写すとまるになるね」という体験をしておくと、あとで「立体(球)と平面(円)」の区別が出てきたときに、すっとつながります。
☺おうちの方へ
この単元の教材は、おうちの空き箱・ラップの芯・ボールで全部そろいます。「これはどのなかま?」と分けて遊ぶだけで、授業の何倍もの経験になります。
正しい名前(直方体・円柱・球)を先取りして教える必要はありません。それより「なんで積めないんだろうね?」と理由を言葉にする声かけが、図形のセンスを育てます。
つまずいたら、ここに戻ろう
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