小2「はこの形」をやさしく攻略

はこの形を「面・辺・頂点」で見ると、形のしくみがはっきり分かります。面の数・辺の数・頂点の数、さいころの形まで、図でしっかりつかみましょう。

この単元のゴール

はこの形の面(6つ)・辺(12本)・頂点(8つ)を理解し、面の形やさいころの形(立方体)を見分けられるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

つまずき診断:どこで止まっていますか

この単元は、紙の上だけで考えようとするとつまずきます。実物を手で持って数えるのがいちばん確実です。

  • 面・辺・頂点のどれがどれか分からない → 面は「たいらなところ」、辺は「ふちの線」、頂点は「とがった角」。はこの形で確かめましょう。
  • 数えているうちに、どこを数えたか分からなくなる → 数えた面にシールをはるか、指でおさえながら「上・下・前・後・右・左」と声に出すと数えもれが消えます。
  • 面が6つあることが実感できない → 箱を手に持って、テーブルに置ける向きを全部ためしてみると6つと分かります。
  • さいころの向かい合う面の数がわからない → さいころは向かい合う面の数をたすと7になります(1と6、2と5、3と4)。
  • 形の名前が出てこない → 名前より先に「たいらなところがいくつ?」と数える経験を積むほうが大事です。

ここが立体の学びのスタート

ここで身につける「面・辺・頂点に分けて見る」やり方は、小4の直方体と立方体、中1の空間図形まで、そのまま同じ見方で使われます。

よくある質問

はこの形の面・辺・頂点は、それぞれいくつ?

面は6つ、辺は12本、頂点は8つです。数えもれを防ぐコツは、面なら「上・下・前・後・右・左」と6方向を口に出すこと。辺は上のふちが4本・下のふちが4本・たての柱が4本で合計12本と、3つのグループに分けて数えます。頂点は上に4つ・下に4つです。

さいころの向かい合う面には、きまりがありますか?

あります。ふつうのさいころは、向かい合う面の数をたすと7になります。1の裏は6、2の裏は5、3の裏は4です。だから見えている面が3つ分かれば、隠れている面もぜんぶ計算で分かります。これは小4以降の展開図の問題でもよく使う知識です。

「はこの形」と「立方体」はちがうもの?

ティッシュ箱のように、たて・横・高さがちがう箱も、さいころのようにぜんぶ同じ長さの箱も、どちらも「はこの形」です。そのうち面がぜんぶ同じ大きさの正方形になっているものを、小4以降で「立方体」と呼びます。小2の段階では名前を覚えるより、面や辺を数えられることのほうが大事です。

おうちの方へ

この単元は実物があるかどうかで理解度がまったく変わります。ティッシュ箱やお菓子の空き箱を渡して、面を手のひらでさわりながら数えるだけで十分な学習になります。

数えもれが多いときは、数えた面にシールをはる方法がおすすめです。「もう数えたところ」が目に見えるので、8つの頂点も12本の辺も正確に数えられるようになります。教科書の絵だけで数えさせると、見えない側を忘れてしまいがちです。

つまずいたら、ここに戻ろう