みはじとは?図の使い方と覚え方【小5算数】
みはじとは、道のり(み)・速さ(は)・時間(じ)の関係を円の図で整理する覚え方のこと。「はじき」と同じものです。図のかき方、求めたいものをかくすと式が出るしくみ、時速60km×3時間=180kmのような計算例、みはじが通用しない問題への備えまで、図と例題でやさしく解説します。
みはじとは、み(道のり)・は(速さ)・じ(時間)の関係を円の図で覚える方法で、「はじき」と同じものです。円の上に「み」、下に「は」と「じ」をかき、求めたいものを指でかくすと残りが式の形になります——みをかくすと は×じ(例 時速km で 時間なら で km)、はをかくすと み÷じ、じをかくすと み÷は。ただし単位がそろっていないと使えないので、計算の前に km と m、時間と分をそろえるのを忘れないでください。
◎このページのゴール
みはじの図を正しくかいて使えるようになり、同時に「なぜその式になるのか」を意味から説明できるようになる。
「みはじって何?」「はじきとどうちがうの?」——速さの授業で必ず出てくるこの図、実は3つの式を1つにまとめた便利な覚え方です。ここでは図の正しい使い方と、図だけに頼らないコツをセットで身につけます。
どこでつまずいた?
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みはじとは
**み(道のり)・は(速さ)・じ(時間)**の頭文字を円にかいて、速さの3つの式をまとめて覚える方法です。
地域や先生によっては「はじき」(はやさ・じかん・きょり)と呼ぶこともありますが、中身はまったく同じです。「み(道のり)」を「き(きょり)」と書くかだけのちがいなので、学校で習ったほうで覚えれば大丈夫です。
✓理解チェック1
図の使い方は「かくすだけ」
→やり方
- 円の上に「み」、**下に「は」と「じ」**をかく(「上にみかんが乗っている」と覚える人が多い)
- 求めたいものを指でかくす
- 残った形をそのまま読む——横線(上下)はわり算、横ならびはかけ算
たとえば「時速 km で 時間走った。道のりは?」なら、みをかくします。すると下に「は じ」が横に並ぶので、かけ算です。
答えは km。わり算のときは、**上の「み」が先(わられる数)**です。
かくすだけでいいんだ! でも、わり算のとき「み÷は」と「は÷み」、どっちだったか迷いそう…。
いいところに気づいたね。図では**上にあるものが先(わられる数)**なんだ。分数と同じで「上÷下」。それでも迷ったら「速さ=1時間あたりに進む道のり」という意味に戻れば、道のりを時間で分けるんだから み÷じ だと自分で作れるよ。
3つの式と例題
| 求めたいもの | かくす | 式 | 例 |
|---|---|---|---|
| 道のり(み) | み | は × じ | 時速 km × 時間 = km |
| 速さ(は) | は | み ÷ じ | km ÷ 時間 = 時速 km |
| 時間(じ) | じ | み ÷ は | km ÷ 時速 km = 時間 |
3つの式に見えますが、もとは「速さ=1時間あたりに進む道のり」という1つの考え方です。意味から確かめたい人は速さとは?へ。
✓理解チェック2
✓理解チェック3
みはじで間違えるパターンは、ほぼ「単位」
✕ありがちな間違い
「時速 km で 分歩くと?」を、みはじの図どおり km としてしまう——これが速さ最大の落とし穴です。時速(1時間あたり)と「分」がまざっているのが原因。 分 = 時間に直してから、 で km が正解です。
みはじの図は式の形は教えてくれますが、単位のまちがいは見つけてくれません。図を使う前に、
- km と m がまざっていないか
- 時間と分(秒) がまざっていないか
を必ず確認しましょう。単位の直し方は時速・分速・秒速の変換で練習できます。
やってみよう(練習問題)
やってみよう①(基本:図をかいて解く)
みはじの図をかいて、求めたいものをかくして解きましょう。
- 時速 km のバスが 時間走りました。道のりは?
- m の道のりを 分で歩きました。分速は?
答えと解説を見る
- みをかくす → は×じ。 で km(確かめ: で時速にもどる ◎)
- はをかくす → み÷じ。 で 分速 m(確かめ: ◎)
やってみよう②(応用:単位に注意)
そのまま図を使うとまちがえる問題です。先に単位をそろえましょう。
- 時速 km で 分走りました。道のりは?
- 分速 m の自転車が km 進むのにかかる時間は?
答えと解説を見る
- 分 = 時間。みをかくして で km( kmにしない!)
- km = m にそろえる。じをかくして で 分
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- みはじ = み(道のり)・は(速さ)・じ(時間)の円の図。「はじき」も同じもの。
- 円の上に「み」、下に「は」と「じ」。横線はわり算、横ならびはかけ算。
- 求めたいものをかくすと式が出る。み=は×じ、は=み÷じ、じ=み÷は。
- 使う前に単位をそろえる(kmとm、時間と分がまざっていたら直す)。
- 図は便利な確認道具。「速さ=1あたりに進む道のり」という意味とセットで使う。
よくある質問
みはじとは何ですか?
み(道のり)・は(速さ)・じ(時間)の頭文字を円の図に配置して、速さの3つの式をまとめて覚える方法です。円の上に「み」、下に「は」と「じ」をかき、求めたいものをかくすと、残った形がそのまま式になります。
みはじとはじきは何がちがうのですか?
同じものです。「はじき」は速さ(は)・時間(じ)・きょり(き)の頭文字で、図の中の文字が「み(道のり)」か「き(きょり)」かがちがうだけ。図のかき方も使い方もまったく同じなので、学校で習ったほうの言い方で覚えれば大丈夫です。
みはじの図はどう使うのですか?
求めたいものを指でかくします。道のり(み)をかくすと下に「は じ」が横に並ぶのでかけ算(は×じ)、速さ(は)や時間(じ)をかくすと「み」が上・残りが下になるのでわり算(み÷は、み÷じ)です。たとえば時速60kmで3時間走った道のりは、みをかくして60×3=180kmです。
みはじを使うときに気をつけることはありますか?
単位をそろえてから使うことです。たとえば「時速4kmで30分歩く」を4×30=120kmとするのは、時速(1時間あたり)と分がまざったミス。30分=0.5時間に直して4×0.5=2kmが正解です。みはじの図は単位のまちがいを見つけてくれないので、計算の前に必ず単位を確認します。
みはじは覚えるだけでいいですか?
図だけの丸暗記はおすすめしません。「速さ=1時間あたりに進む道のり」という意味がわかっていれば、図を忘れても自分で式を作れますし、みはじが使いにくい問題(単位がちがう・途中で速さが変わるなど)にも対応できます。意味を理解したうえで、みはじを検算や時短の道具として使うのがいちばん強い使い方です。
この単元でつまずいたとき、家庭でできること
- 速さとは?(速さ=道のり÷時間)に戻るつまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
- 印刷して、手を動かす読んでわかっても、手が動くとは限りません。無料のプリントを刷って、量をこなしてください。
- 説明役を、外部にまかせる教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。