中2「式の計算(多項式)」をやさしく攻略
中1の文字式がパワーアップして、いくつもの項がある式(多項式)を計算します。やることは「同類項をまとめる」が中心。ここを固めると、連立方程式も一次関数も、そして中3の展開・因数分解もぐっと楽になります。
◎この単元のゴール
多項式の加法・減法、単項式の乗法・除法を正しく計算でき、式の値・等式の変形・文字式を使った説明(偶数奇数や連続する整数など)ができるようになる。
学ぶ順番(このとおり進めばOK)
STEP 1 多項式の加法・減法(同類項のまとめ方) 中2「多項式の加法・減法」を図でやさしく解説。単項式・多項式・次数・同類項の意味から、同類項の係数だけをたし引きする考え方、とくにひき算でかっこをはずすときの符号がすべて反転するしくみまで、矢印つきの図でつまずかずに計算できるようになります。 STEP 2 単項式の乗法・除法(累乗・係数と文字) 単項式とは、数と文字のかけ算だけでできた式のこと。中2数学のこの単元では、単項式どうしのかけ算・わり算を「係数は係数どうし・文字は文字どうし」に分けて計算するコツを、面積図やタイル図でやさしく解説。(2a)²の係数も2乗する注意点や、乗除が混じった計算を左から解く力が身につきます。 STEP 3 式の値(先に簡単にしてから代入) 式の値とは、文字に数をあてはめて計算した結果のこと。負の数を代入するときはかっこをつける理由や、(−2)²と−2²の符号がちがう仕組みを箱に数を入れる図で解説し、長い式は先に同類項をまとめてから代入すると計算が速く正確になるコツが身につきます。 STEP 4 等式の変形(〜について解く) 等式の変形(〜について解く)を図でやさしく解説する中2数学の単元です。中1の方程式と同じ「等式の性質」を使い、求めたい文字だけを左に残してほかを移項し、係数でわる手順を、長方形の周や面積・速さの公式の書きかえにも応用しながらしっかり身につけます。 STEP 5 文字式の利用(偶数・奇数や連続する整数の説明) 「連続する3つの整数の和はいつでも3の倍数になる」のような性質を、文字式を使って説明(証明)する方法をやさしく解説。偶数を2n、奇数を2n+1と表すことから、文字でおく→計算する→◯×整数の形にくくる、という説明の型まで、図と例題を通して身につきます。
つまずいたら、ここに戻ろう
式の計算は、中1の「文字と式」と「正負の数(符号の計算)」がそのまま土台です。符号や同類項であやしいときは、先に戻るのが近道です。
- 中1 文字と式(文字式の表し方・同類項) — 中1「文字と式」へ
- 中1 正負の数(符号の計算) — 中1「正負の数」へ
- このあとに進む単元 — 中2「連立方程式」へ